Strange Days

東京買い出し紀行

2001年10月08日(月曜日) 20時05分 一般 天気: 雨

 目覚めたのは9:00。目覚し時計にたたき起こされた。今日はやや早出して、三浦半島を走るつもりだった。北鎌倉まで輪行して(出来ればけんちん汁なんぞで早い昼食を取り)、そこから鎌倉経由で海岸沿いに三浦半島南端まで走るつもりだった。帰りは京急でと考えていた。
 ところが、身支度して、さて出発と外に出た途端、雨がパラパラと降り始めた。これはいかん。雨粒が冷たいので、中止することに。実は雨という予報だったので、強行しようかどうかやや悩ましかったのだが、降れば降ったで合羽を着ればいいやと舐めた見通しで出発することにしていたのだ。が、この雨では体が冷えそう。やめだ、やめ。
 さてどうしよう。時間がぽっかり空いたので、近場でごまかすのもなあ。ならば、ということで、前から行こうと思っていたいくつかの店を巡る東京買い出し紀行を決行することにしたのだった。
 最近お気に入りのBD-1メッセンジャーバッグを背負い、JRで秋葉に向かった。
 秋葉原は単に飯を食うだけ。富貴でとんかつ定食を食い、ショップをちょっと冷やかす。雨のせいか、案外に人気が無い。
 ここから中央本線で水道橋に向かった。ここにさかいやスポーツの店舗が集中しているはずだ。アウトドア関係の商品を豊富に集めた店だ。土地鑑が無いのでちょっと迷ったが、やがて裏通りに面した店を発見した。広さは横浜ハンズの1フロア分くらいだろうか。その半分近くをバッグ類の在庫が占めている。バッグなら何でもありという感じだ。残り半分は、バーナー、武器類などのアウトドア用品が占めている。ここで欲しかったものを発見。トランギアのアルコールバーナー。例えばツーリング中に暖かいお茶を飲みたくなったとき、ガスストーブを持ち歩くのもなあ、と考えてしまう。そんな時、非常にコンパクトなアルコールバーナーは向いていそう。本体はポケットに入るくらいコンパクトで、それを二周りくらい大きい五徳にセットしている。それでもガスストーブ&ガスボンベよりはかなり小さい。このバーナーを中心としたセットが、2種類在庫していた。一つはミニマムセット。上記バーナー&五徳と、600ml程度の容量がありそうなアルミ製ポット(小さなパンに近い)&フライパンになるその蓋と、それらをつかむためのハンドルというもの。もう一つは、ストームクッカーセットというもので、本体、その3倍の直径がありそうな風防スタンド、ケトル、パン、ポットが組み合わさったもの。サイズはかなり小さい。が、ミニマムセットよりは断然かさばってしまう。大は小を兼ねるとはいうが、無駄なものを持ち歩くことになりそうなので、ミニマムセットに汎用の三つ折式風防衝立を買った。
 次に寄ったのは新宿の東急ハンズ。この前、間違えて渋谷店の方に寄ってしまったので、今回でリベンジだ。
 店内の品揃えは、さすがに渋谷、横浜よりも豊富だ。2Fにある自転車売り場は、BD-1の18インチ用タイヤ、チューブの在庫が豊富だ。これだけ現物があるのはここだけかも。
 その外れの方に行くと、あった、電動キックボードのタイヤが。6インチ*1インチ程度のものだった。キワチャリのフロントは8インチなので、本当に小さい。だが待てよ、もしかしたら、こいつを使うことで軽量化が図れるかもしれない。80PSIまで入るので、少なくともオリジナルよりは断然パンクに強いだろう。もしも6インチ化したらかさ上げしなくてはならないが、前フォークを作っちゃえば......。いっそ、後ろ14インチ化と同時にサスペンションフォーク化というのもいいかもな。いや、考えるだけなら。一応の方策としては、サスペンションサドルピラーの流用という手もあるのだが......。
 危険思考にふけりながら、ここでは何も買わずに出る。
 次に向かったのは、池袋。ここにYインターナショナルという自転車量販店系列の店舗、ギャラクシーがある。サンシャイン60の前だ。
 店に入ると、プジョーのセミリカンベントが目に入った。R&Mのイキノクスという車両のOEM版だ。その辺りにBirdy関連のパーツが置かれている。
 店舗の右半分は、ロードバイクが占めている。TREKやCanondaleが目に付く。なかなかそそるバイクも多かった。
 そこから池袋のハンズが見えていたので、帰りに寄ってみた。ふと、トランギアの燃料を買ってなかったことに気づき、ここでアルコールを買う。
 さらに池袋駅に歩いているとき、さくらやだったかの店先に、新キワチャリと一部で称される折り畳み自転車が置かれているのに気づいた。こういう自転車が流行っているのだろう。
 帰宅して、早速アルコールバーナーを試してみた。五徳にセットされた本体に、アルコール燃料を注ぎ、火を着ける。はじめは頼りない炎を上げていたが、やがて安定したのか、周囲の穴からかなり長い炎が立ち上り始めた。この状態で、ポットに200ccの水を入れて、フライパンで蓋をしてやると、2、3分でほぼ沸騰した。炎が長すぎて扱いに注意は必要だが、火力は思ったより強そう。また一緒に買った風防も、それなりに役に立ちそうだ。しかし、風の前にはやはり専用ストームクッカーセットの方が強そう。それと、五徳のサイズが小さいので、ふつうのシエラカップをそのまま使うわけにはいかなかった。
 このセット、これからのツーリングで便利に使えそうだ。


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