Strange Days

EPIC号で横浜に

2004年06月26日(土曜日) 20時02分 暮らし 天気:案外にいい天気

 暑いなあ。なんとなく午前中はボーっとしていたのだが、海を見たくなったので、自走で山下公園辺りをうろつくことにした。
 昼食には、これは消化に良いに違いないと思い、粒入りコーンポタージュを目一杯食べたのだが……失敗。液体の吸収が間に合わず、かなり苦しんだ。うぇっぷ。
 自転車は気分でEPIC号を選んだ。サドル*1、ペダル*2のより本格的なインプレッションになった。
 このサドル、今日になって気づいたのだが、物凄くしなるのだ。前にちょっと乗ったときも『をを、しなるなあ』と気づいてはいたのだが、明るいところで乗ると、サドルが物凄くしなって沈み込むのがはっきりと分かる。こんなにしなるサドルは初めてだ。そのせいか、水平に取り付けてあると、やや前下がり気味の乗車感になるので、ほんの少しだけ前上がり気味に取り付けなおした。全体的に、使用感は良好だ。だが、中心に溝ありなタイプであるにもかかわらず、股間への負担を強く感じた。まあ、旧ボディジオメトリ・プロよりは、かなりましだったが。
 一方、ペダルの方はやや問題ありだ。右側のクリートの脱着感が、にゅるりという感じで良くないのだ。ペダルを外しきれず、追いすがってくる感じがある。これはちと危険だ。左にはそういう問題は無いので、調整の問題かもしれない。機構的な問題ならお手上げだが。僕の場合、右のクリートを外すのは下車するときだけなので、通常は大きな問題ではない。問題になるのは転倒時だけだ。
 なんだか知らないが、EPIC号の走行感は非常に良い。R1~横浜市道環状2号と走っている間も、軽々と足が回ってくれた。アップダウンに富んだコースなので、いつもなら坂で苦しむのだが。
 磯子辺りでR16と合流し、本牧方面に走ってゆく。本牧辺りは、きれいな町並みもあり、結構気に入っているコースだ。この辺で、ロードの男性と、信号の度に顔を合わせる状態になった。今日は暑いですねえ、そうですね、などと会話する。本牧から埠頭方面に抜ける道で、道を尋ねられたので、山下方面へと案内する形になった。
 その男性と別れ、山下公園をぶらついた。今日の人出はふつー。アイスキャンデーを食べたいなと思ったのだが、いつも店が出ている大道芸をやってる辺りでは見かけなかった。やむなく、横浜寄りにある休憩所でコークを飲んでいたら、すぐ近くに店を発見。遅かりし。ふと見ると、すぐ近くを駆け抜けていった自転車乗りが、こちらにひらひら手を振っていた。さっきのロード乗りの人だった。
 赤レンガ倉庫まではプロムナードを、もちろん自転車を押して歩いていった。家族連れが平気で乗車して、駆け抜けてゆく。ああ、ここも自転車完全禁止になる日が近いかな。ここからの眺めは素敵なのだが。
 途中、前から気になっていたマッスルミュージカルの劇場前を通ったが、閉鎖中だった。改装するのかな。しかし、ここを通る度にふくしま政美画伯のセント・マッスル*3を思い出してびみょーな気分になってしまうのだが。
 新港パークを通過し、臨港パークの奥で一休み。家族連れ多し。雲の多い空から降り注ぐ光を浴びながら、あちいなあとばかりに、やる気なさげに海を眺めていた。平和だ。
 それから、R1でR16との合流点まで走り、鶴ヶ峰経由でサガミへと向かった。新車大量入荷という感じで、足の踏み場もない。サイクルセンター店には、Roubaix Proに加えて、遂にTarmacが入荷していた。うーむ、見れば見るほど、シート周りで接着面が外れちまいそうな構造だわい。サイズは54とか55とか、大き目のものしか入ってないようだ。やっぱり、秋まで待とう。
 その後は、だんだん暗くなる境川沿いに走り、帰宅した。


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