雨にたたられたアイス3の翌朝、空はなかなかの好天となった。昨夜はどうなることかと思ったが。
今日は、僕が企画した真鶴ツアーの実施日だ。参加者はかぜはるか氏、こぐ氏、@nak(あ)氏、紅一点@nak(た)女史に僕と、昨日よりちょっと少なめだ。
睡眠時間は十分。バックパックを背負い、MR-4Fを戸塚駅まで走らせた。戸塚で輪行状態にし、東海道線に乗り込んだ。
小田原駅には10:00前に到着。MR-4Fを抱えて改札口を出ると、かぜはるか氏とこぐ氏が待っていた。ほどなく、@nak夫妻も到着。今日はかぜ氏はDAHONのHELIOSで登場。
自転車を展開後、真鶴目指して走り出した。
途中、コンビニに寄り、早川を経由して真鶴道路へと入った。結構、いいペースで進む。いい天気だし、のんびり走るか、と思っていたら、後ろから突然「失礼」と呼びかけざまに、7、8台のロードバイクに抜かれた。上り坂だったが、結構なペースで走ってゆく。最後尾に小柄な人(僕は子供だと思ったが、女性だろうという意見も)が着いていたが、こちらも遅れることなく突っ走ってゆく。ロードバイクで突っ走りきるというのも気持ちよさそう。
途中、適当に休止を挟みながら、いよいよ真鶴トンネルに到達した。ここからの眺めは最高だ。トンネルを越え、さらに走って、真鶴駅に到着した。
さあ、ここからは未体験ゾーンだ。昼食をとる予定の店、テラス・ティキは、前回の真鶴行では発見できなかった店だ。いちおう、今までも通っていた周回路沿いにあることは分かっていたが。
真鶴半島への道を走り始めてすぐ、いつもなら降りてくる道を逆走して駆け上がる。つらいなあ、と思う間もなく、ふとある看板が目に入った。そこが
テラス・ティキだった。簡単に見つかってよかった。ホッとするへなちょこ隊長の俺様だった。
開店時間前だったので、店の前でうだうだ時間をつぶしていたら、少し早めに開店してくれた。早速、真鶴漁港を見下ろす特等席を占有する。いい眺めだ。
おのおのメニューを眺め、注文を出す。真鶴といえばお魚、ということで、やはり魚介類の料理を注文する人が多い。よし、僕も。「ハンバーグと骨付きチキンを」。どこが魚介類じゃ! 実は、なぜか煮炊きした魚にはあまり魅力を感じないのだ。
リーズナブルな料理に舌鼓を打ち、食後の珈琲を堪能すると、いよいよ真鶴半島の先端部へご案内だ。
やはりアップダウンがきつい道を走りつづけ、新緑の鮮やかな道路を駆け抜けると、後で寄る積もりのサボテンランドがあった。ここは通過。さらに走り、三叉路の近くに設けられた駐車場に差し掛かった。ここは、確かケープパレスの近くだ。しかし、いつもと違う方向から来たがために、ここで道順を間違える。が、すぐに海に見える三つ石の方向から間違いに気づき、リカバリに成功。余分な道を走らせてしまってスマンっす。
三つ石の展望台に立ち、一行は遥か彼方に見える初島(?)の島影に目を細め、水平線に視線を投げる。僕はそそくさとソフトクリーム購入に向かったが、客さばきが悪く、結構待たされる。
ケープパレスに上がり、みやげ物をざっと眺める。何か買っていった人はいたかな。
ケープパレスを
出て、サボテンランドに立ち寄った。園内には温室で
栽培されている
多種多様な
サボテンがあり(当たり前だが)、見るものを楽しませてくれる。妙な和名がついているものが多かったが、あれは日本の愛好家がものかもしれない(ほら、鯉や蘭のような)。
鳥もいる。
九官鳥らしき鳥のケージの前で、(た)女史が「『なんだよう』っていわれた」という。ほんとかよ、とみんなでいろいろ話し掛けるが、九官鳥は答えない。仕方なく次の温室へと歩き出したとき、言った、「なんだよう」と。本当だ。しかし、誰が教え込んだんだ。
温室を抜けると、庭園が広がっている。そのベンチを占有し、しばしお昼寝タイムだ。
陽光が心地よい。
そろそろいい頃合だと思ったので、出口へと歩き出した。途中、
孔雀のいる檻を通ってゆける。でかい孔雀が羽を広げ、すぐ
目の前にいるのには感動した。が、道をふさぐのには閉口もした。
売店で、お約束の
アロエソフトを食す。うーむ、アロエくささがない。単に緑がかったソフトというだけのような。
サボテンランドを出ると、来た道を戻って真鶴駅まで、さらに湯河原まで一気に突っ走った。しかし湯河原駅手前でストップ。湯河原ラドンセンターに立ち寄り、汗を流した。露天風呂もあって、なかなかいい感じ。
風呂の後は、すぐ側の湯河原駅まで走り、ここで輪行状態に。そして最後は電車でビール! かと思いきや、電車は満員状態でそれはならず、最後の締めに欠く結果となった。これは、リベンジか?
小田原でこぐ氏、かぜはるか氏と、藤沢で@nak一行と別れ、僕はのんびり自宅に帰った。今日は天気が良くて助かった。