Strange Days

やっぱりサイコー!

2002年05月19日(日曜日) 22時00分 自転車 天気:くもり

 一眠りして、昼頃起き出した。本当は、荒川に出動しようかとも思っていたのだが、昨日変な時間に寝入った関係で朝までゴロゴロしていたため、それはあきらめた。
 起きて、まずBikeEのタイヤを整備した。昨日、気圧が異様に低いことに気づいていたので、前輪は90PSIまで入れたのだが、後輪のバルブが斜めに歪んでおり、このままでは気圧を上げられないと判断し、夜明けを待ったのだ。おそらく、チューブがずれているのだろうと判断し、一度タイヤのビード部を外し、チューブを入れなおしてから注気した。これでいい。前後とも90PSI入れたので、まあ問題なかろう。
 さらに、ペダルも付け替える。オリジナルのは、ふつうのペダルなのだが、やはりビンディングにしたい。そこで、シマノの真っ赤なSPDに付け替えた。前にBD-1に着けてた、でかい重い奴だ。これなら、クリートがキャッチされなくても、なんとか漕げる。
 これで、近所を試走する。を、をを、ををを。なんと軽くなったことか。しかも、昨日悩まされた直進性の無さも大幅に解消されている。たぶん、前後の気圧が低すぎて、グリップも低くなった結果、ああいう挙動になっていたのだろう。なんにせよ、昨日の印象とは大違いだ。
 早速、試走を兼ねた買い物に旅に出かけよう。いつもの裏道を通って、境川サイクリングロードに出る。そして飯田牧場を目指して南下していった。昨日、20km/h出すことすら難しかったというのに、今日は30km/hで悠々走れる。やっぱり、空気圧は大切だな。
 飯田まで順調に走り、アイスを、と思ったら、すごい行列だ。それでも、今日は暇人な僕は、並んで待つことにした。
 並んで、えらく消化の悪い行列で、じりじり前進していたら、後ろについた家族連れが俺様のグレートなBikeEに気づいた。そして、俺様がその所有者だとも気づかず、なにやら話し始めた。
「なにあの自転車」
「かわい~」(かなり謎な反応だ)
「どうやって漕ぐの?」
「ピエロが乗ってるのみたい」
 なんじゃそりゃ。ピエロが乗ってる? 察するに、木下大サーカスの類で、ピエロ諸氏がこいつを乗り回してでもいたのだろう。この家族連れは、なぜかそれを見て知っていたのだろう。たしかに、奇異には思えるかもしれない。
 飯田では芋アイスを喰らおうと思っていたのだが、既に売切れだった。
 飯田を出て、湘南台に立ち寄る。途中から、気合の入ったローディーが30km/hオーバーで抜いていった。抜かれたのに、気分的にはなぜか余裕があって愉快だ。しかし、この道、時々エアロバー着けたロードバイクで突っ走る人がいるが、危なくないのかな。また、MTBに乗ってる人で、人ごみを無理やり縫うようにして抜いてゆく人もいる。こっちも危ない。
 ダイエーに寄り、88円均一コーナーでペットボトル入りのジュースを3本、その他雑貨を買ってゆく。BikeE専用バッグには、はっきりいって10本以上は入りそうだ。
 こうして、悠々と買い物を済ませ、また悠々とアパートへと帰っていった。もう、BikeE以外で買い物に出かけるつもりなんて無いよ。こんな安楽な自転車、もう手放せないな。


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