Strange Days

久しぶりに三浦半島周回(ただし新ルート)+夏=疲れた

2004年07月16日(金曜日) 22時22分 自転車 天気:実に暑い

 うちの会社(正確には親会社)の創立記念日で、今日は休日なのだ。月曜日もハッピーマンデーとやらで翌海の日の休みが移動しているので、要するに4連休なのだ。ちょっと嬉しい。
 とりあえず、ずっとやってなかった三浦半島周回の旅に出かけることにした。そういうわけで、朝早く起きるつもりだったのだが……。
 昨夜、例によって夜更かししてしまったためか、起きたのは9:00。外は既に熱波の真っ只中だ。なんだか出かける気力が失せる。しかしTCR-2の調子を見たいこともあり、11:00過ぎと、遅めの出発となった。
 TCR-2の調子を見たい部分というのが、ハンドル周りだ。スペシャのゲル入りシートをバーテープの下に巻き込んで、衝撃吸収性の向上を目論んだのだった。それが当たっているかどうか。併せて、やはり全交換したケーブルの具合も見るつもりだった。
 時刻的に遅めなので、少しショートカットする気になった。今までは反時計回りに、すなわち境川~鎌倉~三崎~横須賀~横浜と走ってきた。今日はそれを逆に、環状2号線からR16に抜けて、そこから横須賀方面に走ろうと思っていた。しかし、この時刻から走り出して、到着はかなり遅れてしまいそうだ。そこで境川を俣野まで下り、原宿交差点方面、北鎌倉と走り、環状4号線経由で六浦に抜けるルートを走ることにした。こっちの方がショートカットになるだろうと思ったのだが……。
 走ってみると、こっちの方が遠回りになっていたようだ。意外にアップダウンがあるのと、道が細くて交通量があるのとで、時間が掛かる。無駄足だったな。
 六浦でR16に出てからは、まあそれなりに快調に走ってゆけた。しかし、向かい風がやや堪える。背負っておいたキャメルバックタイプのハイドレーションパック*1から適宜給水しながら、三崎を目指して走った。
 向かい風、陽射しと共にこの身を痛めつけるのが、意外にも改装して快適性が増したはずのハンドル周りだった。手首に凄く負荷がかかるのだ。衝撃を吸収してくれてない。おかしい、ゲルは意味が無いのか。適正なポジションを保つ肝心要の手首が疲労してきたので、道行きがますます辛くなる。
 ひいひいいながら三崎にたどり着いた。今日は鮪チャーシュー入りのラーメンを食べに来たのだが、なんか新しい店を開拓する気分ではない。ではいつものちりとてちんを……休みでした(号泣)。仕方ない、うらりに自転車を停めて、この辺にラーメン屋があったよなという辺りを探すと、港楽亭があった。熱いものを食す気分ではなかったので、冷やし中華を頼んだ。これが意外にいけておりました。麺はしこしこ。スープはすっきり。具は可も無く不可も無く。あまりに暑くて食欲が減退気味な状況では、喉越しもよく量もそこそこのこれが相応しかった。肝心の鮪チャーシューだが、言われなければ柔らかめのチャーシューとしか思わないくらい、違和感の無い出来だった。逆に言えば、わざわざ求めるほどのものでもないと思った。
 すぐに走り出す気にはなれず、うらりの2Fデッキで風を浴びながら、体力を回復させた。このデッキ、海風が吹き抜けるので、日陰に寝転がっているのは快適だ。室内に入るとエアコンも効いている。中学生くらいの男の子、女の子が何組か過ごしていた。お金の無い世代には美味しい環境なのだろう。ってことは僕にもそうなのだが。
 そこそこ体力が回復したので、水を補給してから帰路を走り出した。こちらは三浦半島東岸を北上することになり、南風を背負っていたので、非常に楽に走れる。ただ、風を浴びることが少なくなるので、ちと熱にやられかけたが。
 帰りに飯田牧場に寄ろうかとも考えたが、どこかに立ち寄るのも辛かったので、まっすぐ帰宅した。走行距離は121Km程度だったが、それにしても凄い疲労感だ。この走行距離自体、従来の経路*2とほぼ同じではないか。つまり、全然ショートカットになってない、いや当初の横浜ショートカットコースと較べると、かえって大回りになっていたわけだ。この点を確認できただけでもよしとするか……(しおしお)。
 それにしても、手首周りの疲労感、痛みはひどい。右手などしばらく物を掴むことすら辛い有様だった。ゲルは全然役に立たなかった。それどころか、かえって負荷を増したような観さえある。直接的な衝撃は吸収されているはずなのだが、なぜこういう奇妙な結果に終わったのだろう。要検討だ。


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