Strange Days

さらば文豪

2004年09月03日(金曜日) 13時22分 コンピュータ 天気:いいよ

 NECのワープロ専用機文豪シリーズの消耗品、オプション品の店舗販売が終了するとか。
 僕が最初に買った電子機器が文豪mini5だったから、感慨深いものがある。次に買った東芝Rupoへの文書移行問題に苦しんだのが、PC-9801購入のきっかけだった。この点、後で考えると、いろいろやりようはあったようなのだが。
 あれから、こと創作に関しては、手書きに戻ってしまった。電子環境での表現力(端的に言えばルビ)に不足な部分が多かったからだ。でもXMLでルビが定義されたりして*1、電子環境での文書作成環境も、成熟が進んできた。表現という点では、ビハインドはあまりない。ワープロ専用機は、手書きと電子執筆環境*2との橋渡しをしたんだろう。だが、多くのものを残せなかったのは残念だ。親指シフトくらいか。
 でも、スイッチポンで執筆でき、煩わしい操作に気を取られることの少ない、ワープロ専用機の環境も懐かしい。あの使い勝手に近いものを感じられたのは、HP-100LXくらいだったろうか。CE機ベースのシグマリオンは、やはりあの快適さには程遠いと思う。
 最近のPocketPC機はそれなりに早いのかねえ。Palm機に動きが無くなったので、ちょっと試してみたい気がしてきた。


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