Strange Days

またデジカメが逝っちゃった

2004年09月04日(土曜日) 22時57分 デジタルカメラ 天気:相変わらず雨だな

 ところで、折り返した休憩所で気づいたのだが、デジカメ(MZ3の方な)が使えないじゃないか。電源ボタンを押しても、一瞬インジケータが点滅するだけで、すぐに落ちてしまう。レンズもせり出さない。おかしいな、充電したばっかりのはずだが。
 帰宅して、電池に充電してから、もう一度試してみた。やはり同じ。ダイヤルで撮影モードを切り替えても同じだ。これはもう、本格的に壊れたか。
 思えば、コイツはかなり悪条件で使い続けていた。首からぶら下げて、携帯電話ともどもレーシングジャケットの下にぶら下げたり、雨の中で使ったり。直接濡らしたことは無かったが、湿度の高い状態で使い続けていた気がする。これは使い方が悪かったか。D70のようにたすき掛けにして、外気にさらしておけば、もう少し長持ちしたかも。それにしても1年3ヶ月で壊れたのは痛い。保証期限切れやんけ。
 どうしようかな。前から、コイツの後継機はどうするか考えてはいた。どうせメモ撮り用途なら、携帯に統合してしまうのも一つの手だ。綺麗な写真を撮りたいというのなら、もうD70がある。D70を買ってから、コンパクトデジカメで大きくて綺麗な画像を、とは考えなくなった。むしろ、そこそこの画像を、たくさん、思いついた瞬間に撮れるのがいい。だから少量のメモ撮りは携帯電話のカメラに任せ、多量のスナップ写真を撮れる小型薄型の機種と併用するつもりだった。
 しかし、今すぐにINFOBARを他の機種に替えるつもりは無い。それは後回しにして、スナップ写真向けの薄型機を買うべきだろうか。そう思って、インターネットで情報を集めてみた。
 条件がいくつかある。一つはCFを使えること。手元にCFが何枚かあるので、これを生かしたい。また画素数が多すぎるのも避けたかった。暗い写真が増えてしまうし、どうせ撮った写真を見る環境は1600*1200の画面なのだから、これ以上のものは現状では無意味だ。そもそも、ウェブに掲載するときには、リサイズしてしまうのだし。
 そういう条件で探してみると、CFを使える機種は、もうキヤノン、ニコンの両巨頭くらいしかいないことが分かった。他は軒並みSDだ。SDは使いたくないな。あんな小さなカード、いつの間にか失くしてしまうに決まっている。
 その両メーカーでも、目が行く下位機種は、既にSD化が進行している。ある程度の大きさを確保できる上中位機種にしか無いようだ。これは思案のしどころだ。薄型軽量機となると、結局500万画素クラスしか残りそうに無い。
 ところが、情報を集めているうちに、全然別のクラスの機種に目が行くようになった。今まで全く視野に入れてなかった、防振機構内蔵の機種だ。
 松下やコニカミノルタの機種は、やはりSDなので微妙だが、キヤノンの1機種、Powershot S1 ISに目が留まった。CFなのはもちろんだが、300万画素級というのも好感できる。ちょっと大きいかなと思われるが、今使っているMZ3に較べ、それほど巨大というわけでもない。たぶん、E950よりも小さいのではないか。D70に較べたら問題にならない。
 防振機構に目が行くのは、夜にフラッシュライトを使いたくないという事情がある。夜のスナップ写真でフラッシュを焚くのは避けたいのだが(特に室内では)、そうするとシャッタースピードが遅くなるので、手ブレがひどくなってしまう。これで失敗したことが嫌になるほどある。作例を見ても、その点での改善が著しいようだ。
 もう一つ、既に同じキヤノンの防振双眼鏡、18*50ISを持っているから、その見え方の凄さが良く分かるというのもある。この双眼鏡を手に入れた時、もうこれと適当な望遠鏡だけでいいと思った。実際、星見の趣味への投資は、これの入手を以ってほとんど終わってしまったくらいだ。
 このS1、動画も撮れるという点が高ポイントだ。次期コンパクトデジカメには、動画機能も欲しいと思っていたのだ。
 最後に、意外に低価格らしい点もそそられた。実売は5万円以下。例えばヨドバシカメラで買うと、53000円弱に15%還元がつく。手が出そうだな。
 明日は、雨なら横浜の、雨が上がれば町田のヨドバシカメラに出かけて、現物を見てこようと思う。


Add Comments


____