Strange Days

生麦でビールウハウハオフ

2002年08月25日(日曜日) 23時00分 暮らし

 大急ぎで家に帰り、徒歩で地下鉄に向かった。今日は生麦にあるキリンビールの工場で、工場見学がてら色んなビールを味見しようという、いささか意地汚いオフの日だ。
 予定の電車より一本遅れ、横浜着は予定の5分後。急いで京急のホームに上がり、来た電車に何気なく飛び乗った。『次は京急川崎』。遥か向こうやないかい!(滅) 目的地の生麦は、横浜と京急川崎のちょうど中間という素晴らしさだ。
 結局、生麦には10分遅れで到着。やれやれ、遅刻しちまったと思いながら改札に急ぐ。そこにははるだぁ氏が待っていた。が、案の定、久遠の旦那はいないぜ!
 はるだぁ氏と共に、久遠氏を待つも、なかなかやってこない。こりゃあ、あざみ野周辺で局所的に活動している裏組織にやられたか、などと話していると、40分遅れでようやく現れた。
 工場見学は17:00までだという。それが受け付け終了時刻なのか、見学の終了時刻なのか気になったが、ともかく工場に急いだ。
 工場はきれいに整備された公園のような空間だった。そりゃ、これだけ外部に開放されているわけだし。受付は入った門とは全然別の方にあった。そこまで歩き、ガイド無しでの見学を申し込んだ。
 おやぢ3人での工場見学は、休日ということもあってややつまらないものだった。実際、平日に稼動しているラインを眺めながら歩くなら、もっと興味深いものになったろう。
 見学コースの終わりに、試飲コーナーがある。本当は途中に熟成途中のビールを試飲するスペースがあるのだが、ここはガイド付きコースでなければ利用できないらしい。
 試飲コーナーでは、受付でもらったチケットを差し出すと、ビール3種、またはジュースをグラスで飲めるのだ。しかも、おつまみ付きで、気の利いたことにお代わり券までついてると来たもんだ。僕の中でのキリンの株は急上昇だ。
 ビールをやりながら、いつもの通りバカ話をぐだぐだと続ける。その一つが、本を食べられるようにしてはどうかという愚案。こうすれば本が新古書店に売られることもなくなるだろうということ。しかし、いったいこの世の誰が、手垢で汚れた本なんか食いたがるだろうか。その上で食用本を確立するためには、やはり本の味の向上が望まれる。誰もが食として魅力的な本。それが実現できるかどうかが、これからの文学界の浮沈を定めるであろう(そんなばかな)。
 試飲の後は、工場内にあるビアガーデンでさらに飲みつづける。僕は黒ビールを頼んだ。ちょうど蒸し暑かったので、冷えたビールの喉越しがたまらん。しかし、さっきの試飲2杯(700mlくらいか)+黒ビール350mlで、酒に弱い僕はとうに限界に達していた。ややへべれけ気味に、眠気と戦いながらなおもバカ話に花を咲かせる。やはり工場が稼動している平日に来たいねえなどという話が出たら、平日の昼間から試飲コーナーでただ酒に酔っ払っていたらダメ人間じゃないかという意見も出た。それも楽しそうだ。
 20:30くらいまで飲みつづけて、お開きに。いっそ、定例にするかという話も出るくらい、好評なオフだった。
 フラフラしながら帰宅し、速攻で布団に入った。


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