Strange Days

PC遅くて拙者涙目(解決編)

2008年01月28日(月曜日) 14時31分 コンピュータ 天気:くもり

 さて、出社するや否や、PCの起動の遅さに涙目になる我輩。遅いにもほどがある遅さだわ。根本的原因を明らかにせねば。
 まずドライバを探す。intel 82801EBってチップセットのものだ。これに関する情報を集めていると、MSのナレッジデータベースでこれはというのに行き当たった。要約すると、Windows2000以降のOSとIntelの一部チップセットの組み合わせでは、ディスクが無応答などのエラーを繰り返すと、ATAドライバが勝手にIOモードを低速なものに切り替えてゆくというものだ。XPではSP1でドライバが修正され、より切り替えが発生しにくいポリシーにされている。だがこれは標準では有効になっておらず、レジストリを書き換えて有効にしなければならない。調べてみると、システムディスクのアクセスモードはPIOでこそないもののクラシックDMAモードになっている。せっかくUltra ATAなのに、これでは遅いわけだ。
 これで現象を説明できる。順次遅くなってきたのは、ディスクのエラーにより、U-ATAのモードが低速なものに切り替えられてきたためだ。ディスクスキャンで修復したときに余計遅くなったのも、同じ理由だろう。
 レジストリを書き換え、再起動する。するとアクセスモードも初期化されるようで、見事Ultra DMA5モードで起動した。速い速い。といっても、ずっと以前に戻っただけだが。
 PCなんていってもレガシーな部分、アナログな部分がたくさん残っているので、一見訳の分からない仕様が隠されているものでございます。


Add Comments


____