Strange Days

大津港鮟鱇貪食ツアー初日

2008年01月26日(土曜日) 23時55分 天気:いい天気だ

 7:15に家を出る。Brompton+パニアバッグの軽装。冬場は小物を携行できるポケットに不自由しないので、PDAの類は冬用フリースのポケットに入れる。
 7:45の東海道線で東京、山手線で上野に。常磐線特急ホームに向かうと、予約を入れてあったスーパーひたち11号が入線していた。乗車準備完了を待っていると、今日の日中を一緒に行動する戸田さん通称たにぐち&kimrinと遭遇。
 スーパーひたちの発車は9:00。1時間前の同便で、大津港の山側に登坂する部隊が出発しているはずだ。
 日立で降り、大津港までは各停で向かった。大津港の駅で降りると、寒気が身に染みる。今日はこの3人で、大津港周辺をぶらつく予定だった。ハードな道行はごめんだと思っていたのだ。それが、あんなことになろうとは。
 まずは昼飯でしょうと、港に出来た物産館に向かった。真新しい立派な施設だ。正面入り口にはでっかい碇が飾られている。
 その後は、kimrinが何枚も印刷してきてくれた地図を見ながら、この界隈の神社仏閣を見て回った。小さなものばかりだったが、それぞれが地域の社だったのだろう、漁船からの奉納品があったりして、面白かった。
 やはり、大きな寺社の方が写真は取りやすい。山の上にある寺に登ると、思いがけず大きな寺で、しかもきちんと整備された展望地点*1からいい眺めが得られる。しかし小高い場所にあるものばかりだったので、上りきるにはBromptonにはつらい道を行かねばならない。舐めないでBD-1でも持って来ればよかった。
 一番きつく、しかも一番高い坂を上りきると、この辺りの総社らしいひときわ大きな神社があった。
 神社の次は、この近辺最大の景勝地、五浦を尋ねる。岡倉天心由縁の六角堂などが著名だが、それらを対岸から見下ろすポイントに行ってみた。これは絶景
 その後、六角堂を訪ねて先人の足跡に思いを馳せた後、今日の宿に向かった。細い道を少し走ると、すぐだった。
 既に丸腰組が到着していたので、その輪に加わって雑談する。それほど間を置かず、坂アタック組もやってきた。今日主催のkaz&tomoご夫妻以下、総勢17名で鮟鱇を貪食いたすのだ。
 18:30より鮟鱇宴会が開始された。主催の鮟鱇鍋は、味噌とアン肝をたっぷりすりつぶした汁に、ぶつぶつとぶつ切りにした鮟鱇や野菜類がたっぷり入り、迫力の一品だ。鮟鱇のだしは肝の滑らかな食感もあり、濃厚極まりなし。テーブルには他にも海産物主体の皿が並んだが、一際注目を集めたのがヒラメの刺身だった。プリプリシコシコの食感がたまらん。鮟鱇鍋のだし汁で作った雑炊で締め。普段摂取できないいろいろなものを取れたような気になる宴会だった。
 その後は布団部屋に移動して、眠くなるまで話し*2、日付が変わる前に布団に入った。少し走っては小さな寺社や先人の業績を偲び、宿では鮟鱇鍋に大満足の宴会でした。


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