Strange Days

初秋の湘南海岸へ

2002年09月01日(日曜日) 00時00分 自転車 天気:晴れ

 今日もいい天気だ。昨日の疲労が少し残っているが、ちょっと走ろうと思って、猫踏み一号で出動した。
 まずは長後のCoCo壱番屋で腹ごしらえ。なんか、少し腹が緩いような気がする。まあ、走っているうちに治るだろう(本当か)。
 CoCo壱番屋を出て、湘南台に向かい、湘南台公園で進路を西に取った。湘南台にあったWaveEyeがIBM藤沢工場近辺に移転したので、一度見に行こうと考えたのだ。
 警察署前で南に転じ、延々南下してゆく。IBMのでかい工場の前を通過しきると、やがて目的地に着いた。これがWaveEyeの新店舗か......。なんというか、ガレージを改装したような塩梅だ。というか、実際にそうなんだろう。広さは前の店舗と変わりない。客も案外に少なくは無かった。まあ、盛り返して欲しいものだ。品揃えは、湘南台店舗時代末期よりは良くなっている。SokectAなメインボードの中古が欲しかったが、ロードバイクに乗って持ち帰るのはつらいので、次にBikeEで来たときにしよう。
 また少し北上し、適当に東に折れて、湘南台方面に戻っていった。ふと気が付くと、マーシュの側を走っていたので、ちょいと冷やかす。
 マーシュの裏から境川サイクリングロードに入り、さてどうしようかと考えた。引き返したいくらいの体調だが、同時にまだ走り足りないような感じもあったので、ひとまず海を目指した。R134に入って、江ノ島まで走る。江ノ島口の地下道を通るとき、ビキニのバカそうなねーちゃんが、オイルを塗りつつぺたぺた歩いているのと行き会った。なんとなく得した気持ち。
 R134に上がり、今度は西に向けてずーっと突っ走る。結構風もあり、また疲労もあり、なかなか30km/hを維持できない。ちょっとグロッキー気味になりつつ、柳島のサイクリング道終端に到着した。ここからサイクリング道に入り、東へとゆっくり走った。砂の吹き溜まりも、慣れるとあまり戸惑わずに乗り越えてゆける。
 適当なところで猫踏み一号を停め、浜辺を見下ろしながら少しぼんやりとしていた。強い風が強い波を呼び、サーファーたちが大喜びで波に向かってゆく。中には、波に乗るのではなく、波に蹂躙されるのを喜んでいるような奴もいる。人それぞれだ。いや、あれって単に下手なだけ?
 足元の砂を払って立ち上がり、また猫踏み一号をサイクリングロードに沿って走らせた。もう、盛夏の混雑は無かったが、なにかの催事で自転車の大量駐輪があったのには参った。
 引地川まで戻り、境川サイクリングロードへの道を戻っていった。途中、40km/h以上(むしろ50km/h弱)で突っ走る高速ローディを発見。同じロードバイクに乗っているが故、見逃しには出来ず、追い始めた。が、徐々にちぎられる。速い! 結局、境川への分岐に差し掛かったため、追跡は中止となった。命冥加な奴め(いや、たぶん僕が)。
 既に日が沈み、翳り始めていた。こんな時間まで走るつもりではなかったので、ライトはEL100だけだ。真っ暗になるとさすがに怖い。飯田牧場を諦め、ひたすら北上していった。
 アパートに帰り着いた頃には、既に一番星が輝き始め、空も薄明かりが残るだけの時間になっていた。今日は、当初考えていたより走ってしまった。


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