Strange Days

なんちゃってEタイプディレイラーにしてやられる

2002年10月12日(土曜日) 00時00分 自転車 天気:晴れ

 今日は遠出するつもりも無いので、前日就眠が遅かったまま、遅く起き出した。もう昼を回っている。眠りすぎたせいか、頭がボーっとしている。最近、休日といえば張り切って出かけてばかりだったので、こういう気分は久しぶりだ。あまり浸りたくは無いけれど。
 午前中に荷物が届く予定だったので、8:00くらいから断続的に眠りながら構えていると、クロネコの人がCBあさひからの荷物を持ってきてくれた。メインはMTB用のホイール。シマノの完組ホイールで、安物だが、それでもMTBについてきた安物よりは軽くて、高級感ありだ。さらにパールイズミのレーシングタイツ。これは、
 飯を食ったりしてしばし過ごし、おやつの時間頃に買物に出かけた。乗車はTCR-2。環状4号経由でサガミに向かった。サガミを偵察するうちに、荷物が多少増える(つまり、買物をした)。
 帰りは境川沿いに走り、湘南台のマーシュに立ち寄って帰った。TIAGRAグレードの、前3枚対応、フラットバーコンポ対応のFDを発注していたので、受け取ったのだ。
 帰宅して、早速MR-4Fに取り付けた。このFD、ワイヤ取り付け部がSTI対応のものより長くなっている。フラットバー対応のシフターは、STIに比べてレバー長が短い。STI対応のFDに比べると、引きが軽くなっているはずだ。
 MR-4Fに取り付けてあったアルテグラのものと交換する。調整は慣れたのか、比較的手早く済んだ。が、やっぱり引きは重いまま。これは、どうしたものか。一つ気になっているのが、チェーンリングとFDの位置関係だ。取り付けた状態で、アウターに対してFD外プレートが5mmほど引っ込んでいるのだ(プラスチック片を噛ませた状態で)。もしかして、クランクをもう少し中に押し込めるのだろうか? しかし、手ごたえとしては、もうこれ以上はクランクを押し込めそうにない。
 とりあえずFDを換装した状態でも、前より操作性が悪化したわけではないようなので(向上したわけでもないが)、ここでとりあえず調整を打ち切り、次にMTBのコンポ取り付けに取り掛かった。
 HardRock A1 2001年モデルをメンテスタンドに乗せ、まずはブレーキを取り付ける。前後のブレーキを手早く取り付ける。あれ、これ、ケーブル出しがどっちも同じ向きだな。前側のケーブルラインが、右のレバーから出て、いったん左→右と来て、また左向きに入るわけで、ちょっとややこしくなりそう。前側は、そんな問題にはならないだろうが。
 次にBBを取り付ける。むむ、右側がちょっと長いが......そうか、これはEタイプ対応なので、こうなっているのだ。EタイプのFDは、ディレイラーの一部をBBで挟み込んで、フレームに溶接されている台座とで固定する。位置決め一発。高剛性というわけで、今流行りの形式だ。そういう目で見ると、フレーム側の台座は......なぜ無い?
 前に着いてたアセラのFDを取り出して、観察してみる。確かにBBに挟み込む台座はある。が、フレームに固定する部分は......無い。換装するために買ったLXのFDには、台座に固定するためのボルト穴が開いているのだが、アセラには着いてない。これ、どうやら「なんちゃってEタイプ」だとにらんだ。Eタイプのように2箇所で固定するのではなく、BBへの挟み込みだけで固定するのだ。実は、アセラについていたBB固定台座は、このフレームのBB受けがぴったりはまる形状になっていて、結果的にがっちり固定できるのだ。なんて代物だ。この台座にLXのFDを固定する方法も考えられなくはなさそうだが、どうにも気持ち悪い。ええい、買いなおそう。BBとFD、あわせても6000円くらいだろう。
 こうして、なんちゃってEタイプに敗れ去った僕は、さらなる追加出費を見るハメに陥ったのである。どうなる日本!


Add Comments


____