Strange Days

伊豆大島(火星)ツアーへ

2002年11月15日(金曜日) 00時00分 自転車 天気:薄雲かかる晴天

 会社を15:00前にフレックスで退け、大急ぎで帰宅した。今日から三日間、伊豆大島へのツアーに参加するのだ。このツアー、
やまみちアドベンチャー
の主催するツアーで、走って消費する以上のカロリー摂取が売り(そうだったのか)。たか氏の紹介でやまみちアドベンチャーを知って以来、参加しようか悩んでいたのだが、南会津ツアーの印象があまりに素晴らしかったので、ぜひ参加しようと考えた。
 10/26にシングルトラックに初挑戦して、明らかにサイズが合わないHARDROCK号ではダメだと見切りをつけ、話題作EPIC号を購入。これで参加することにした。
 18:30まで風呂に入ったり食事したりしながら準備をして、19:00頃の地下鉄に間に合うように家を出た。
 地下鉄で戸塚へ、戸塚から東海道線で品川へ、品川から山手線で浜松町に向かった。浜松町駅の近くでEPIC号を組み立て、後はしばらく南下するだけだ。
 その前に、船に乗ってからの酒盛りのためにビールと、軽食を買っておこうと思った。途中で見かけたコンビニでなんぞや買おうと自転車を停めた途端、声を掛けられた。なんと、同じツアーに参加するにち氏だった。家を出る寸前に水上バスで行く旨伝えられていたのだが、結局は僕と同じく浜松町駅経由で来たんだとか。自転車組み立ての時間を考えると、どうも同じ便で来ていたようだ。
 コンビニでお好み焼きとつまみ(ラヂオのではない)を買い、隣の酒屋で缶ビールを買っておいた。
 竹芝桟橋の建屋に着くと、交番の近くに設けられた受付が目に入った。早速、受付を済ませておいた。
 周りを見渡す。参加者が三々五々集まってきている。他にも釣り客や、このツアーではない自転車乗りが輪行袋を抱えて待っている。
 待っている間、にち氏をEPIC号に乗せて、営業活動(爆)に勤しむ。他の参加者の方からも声を掛けられた。EPIC号は、やはり注目を集めるのである。
 乗船時間になると、まずは各自の自転車を船に積み込んだ。デッキの一部が仕切られ、そこに自転車を並べるのだ。次に各自の乗船だ。にち氏はレンタル自転車なので、ちと手持ち無沙汰な感じだ。
 船室は特二等というグレードで、列車の寝台車のような上下2段のベッドが、八つほど並んでいる部屋が割り当てられた。これならぐっすり眠れそうだ。
 荷物を各自の部屋に置くと、事前に「やるだろう」と教えられていた宴が、デッキで始まっていた。寒風吹きすさぶ中、それぞれの得物を並べての酒宴が始まった。
 このツアーには、実は南会津の参加者も何人か含まれていた。宴会でお話した女性二人組は、やはりそれぞれ南会津ツアーに参加し、この伊豆大島ツアーで再会したのだとか。なんとなく見覚えあるなと思っていたが、声を掛けられて初めて判明した事実だった。
 このツアーには、Team Ford Specialized所属のプロ選手が参加している。インストラクターや登録選手エリートクラスとして参加している人たちばかりだ。この宴会の間盛り上がった相手は、ランキング20位前後という宮本氏。とてもフィールドで切れる走りをしている人とは思えない、面白い兄ちゃんだった。なぜか被っている帽子を取るのを嫌がるし(本当になぜよ?) 他には和田ハジメ氏、いつもの御子柴氏が引率している。やまみちアドベンチャー側3名。
 宴会は消灯間際まで続き、各自部屋に戻って就寝となった。ベッドに入って目を閉じた途端、とても心地よくストンと眠りに落ちた。

Add Comments


____