Strange Days

TOKYOエンデューロ出走 -> 死にました

2003年03月22日(土曜日) 00時00分 自転車 天気:くもり

 というわけで、TOKYOエンデューロ当日である。
 朝早くに起き、食事を取り、昨夜まとめておいた荷物と輪行袋(EPIC号入り)を担いで地下鉄に乗った。どうも体調が悪い。
 東海道線、南武線と乗り継ぎ、立川で降りた。EPIC号を復元し、昭和記念公園と向かう。西立川口到着は9:30。仮入門証で入園して、会場に入った。
 自転車に計測用チップを着け、不要な荷物を預けた。それから会場内をうろついていると、
かぜはるか
氏を発見。その近くには、やまみちアドベンチャーで知り合った方や、トレンクルで参加されるいいづか氏をはじめとするBD-ML関係の参加者も(なぜか、偶然)集まっていた。
 軽く食事しながら待っていると、まずはキッズレースがスタート。スプリントではあるが、結構速いぞ。
 やがて出走時間が近づいたので、スタート地点に自転車を並べた。参加者は何百人だったんだろうか、ずっと前方にも、背後にも無数の自転車が並んでいる。今日は暑くなるかと思って水を背負ってきたのだが、かえって寒いくらいだ。ドリンキング・システムを背負っている人は少ない。
 11:00。おなじみ御子柴氏による号砲一発、この大集団が一斉にスタートする。
 レース前、大体30km/h弱で走れば楽勝だろうと踏んでいたのだが、スタート直後の集団は速い。30km/h以上、少し下る直線では40km/hで走っている。それについてゆく。
 最初の1周、水分の吸収と体温の調整がうまく行かず、かなり苦しみながら走った。どうも足が回らない。それでも、全体の流れについてゆけるよう、がんばって走りつづけた。が、このがんばりが逆効果だったようだ。
 最初の30分が過ぎる頃から、このペースでは4時間走れないと思うようになった。足の動きがどんどん悪くなる。似たような速さの小集団を見つけて、なんとかついて走っていったが、それも1時間目くらいまでだ。この辺で最悪の状況になる。25km/hどころか、20km/hが精一杯という状況だ。これは、戦略を誤ったか。余計なものを背負わないで、適当な集団について走っていればよかった。
 後はダメすぎる体に鞭打ち、残り時間を走る続けるだけ。抜くより、抜かれることの方が圧倒的に多い。うゎ、なんだかものすごくダメな状態。
 目標を切り替え、4時間100km(20周)以上という目標を取り下げ、とりあえず完走、無着地走行を目指す。
 このコースは、上りに見えるのになぜか楽々走れるコーナー、二つのアップダウンで体力を消耗する陸橋越え、延々と長くつらいストレートなどがあり、それぞれ楽しめる、はずだ。しかし、体力的にはもう楽しめそうに無かった。乳酸が溜まりきって、膝が曲がってくれない状況だ。こんな感じになったのは初めてで、普段の自分がいかに追い込んで走ってないかが知れたというものだ。
 結局、このダメな状態のまま4時間を走りきった。後で思うに、1時間ごとに休憩を入れるくらいの方が、よほど良かっただろうな。
 気分的に惨敗。その後のフィナーレでのじゃんけん大会にも敗れ、6000円払ってこれかという負け負け気分に浸る。
 帰路は、立川駅までかぜ氏と走ったが、空腹で不安だったので、近くのケンタッキーで食事して、それから輪行して帰ることにした。南武線は立川始発なので、幸いにして座って帰られる。まるで体が溶け崩れるような疲労感にふらつきながら、なんとか家に帰り着いた。最後の止めに、立場駅に降りたら雨が降っていたがな。
 次回、2時間を走るとして、12周以上を目指したいところだ。


Add Comments


____