Strange Days

轍屋に行ってみたのだ

2003年06月28日(土曜日) 00時00分 自転車 天気:くもりっていうかー

 意外にも、土日といい天気が続きそうな気配だ。気温が低ければいうことが無いのだが、それでも雨の心配の少ない曇天というのは、日差しが無いだけ助かる。
 今日はスプリングを交換したBD-1の乗り味を試す意味もあって、青葉区にある轍屋を訪問することにした。GPSのハンドルバーマウンターが欲しかったのだが、掲示板で情報を募ったところ、モノのありそうな店としては、ここが一番近場だったのだ。
 導入して間もないGPSだが、既に手放せなくなっている。どっちかというと方向感覚の鈍い僕だが、電子コンパスつき腕時計とGPSのおかげで、初めての目的地にも迷うことなく走ってゆける自信がついてきた。しかし、一つのマウンターを使いまわすのは、いちいち取り外さなければならないので面倒だ。だからもう一つ買って、GPSを使いそうなMR-4とBD-1に着けておこうと思ったのだ。
 とりあえず、MR-4に着けていたマウンターを、BD-1に取り付けた。ハンドルバー中心に近い、アヘッドにギリギリ当たりそうな位置に取り付けた。
 ひとまず、長後のCoCo壱番屋(本当にシエル先輩化してるな、俺)で昼食を摂り、境川沿いにずっと北上していった。BD-1の乗り心地は、やはり大幅に改善されている。ギャップを越える時なんかの衝撃が、以前よりずっと穏やかだ。『ガシャガシャ』とがさつな感じだった平地の走行感も、ずっと滑らかになっている。
 さて、中原街道との交点で北東に折れ、さらに市道環状4号に折れて瀬谷、海軍道路を北上して八王子街道(R16旧道)に当たる。ここで少し東に走ると、青葉台まで道なりに橋って行ける道に出会う。郊外の新しい道路らしく、道幅が広く、路面の状態も良い。また歩道も広い部分が多い。しかしアップダウンが多いのには少し参った。
 GPSを眺めながら走りつづける。やがて片側1車線の街中の幹線という感じの道に変り、青葉台駅へと到着した。さて、ここに来て気づいたのだが、轍屋の正確な位置を知らないのだ(ダメ)。漠然とした記憶では、確か駅の東側にあったはず。交番を探して少し走るも、見当たらない。まあ探してみるかと思い直し、適当なところで東側の坂を登り始めた。これがもう、嫌な激坂で。こんなところに自転車屋は無いだろう。なにかの勘違いだ。
 適当なところに自転車を止め、携帯電話でたか氏に轍屋の位置を聞こうかと思案した。たか氏は轍屋の常連で、ハンドルバーマウンターを売ってるかも、と教えてくれたのだ。
 携帯を手にして思案していると、ふと坂の少し上の方が気になった。さっきから、何人か自転車を持った人が出入りしている。なにかの店舗があるのだろうか。こんな坂の上に?
 不思議に思いつつ少し坂を登ると、そこがやはり店舗であることが分かった。しかも、『轍屋』の看板がかかっている。なんてこった。後3m登れば、店が見えたのに。まあ、時間を無駄にしただけだからと、店頭に自転車を止め、店内に入った。
 店は比較的狭くって、テッキーの人が忙しげに働いている。階段でつながった別棟は、1Fに完成車、2Fにパーツ類という風に分かれている。そこには確かにGarmin GPSの展示(ただし展示用レプリカ)もあった。
 店主らしき男性に声をかけ、マウンターの在庫を尋ねると、奥から取り出してくれた。雰囲気的に、最後の在庫だったようだ。
 用事を済ませて、帰路につく。帰り道にサガミに寄り、グローブを一つ買っておいた。夏場はいくつグローブがあっても足りない。


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