Strange Days

擬似冷房症退治

2003年07月15日(火曜日) 00時00分 暮らし 天気:いいのかなあ

 今日も朝から頭痛と吐き気に悩まされる日だった。食欲が無い、なにもやる気が起きない、しょうがないから寝る、すると寝すぎて夜眠れなくなる。悪循環だ。これを断ち切るには、気合が必要だ。身体を動かして汗をかき、新陳代謝を促すと回復することが多い。
 無理やりに身体を動かそうと、TCR-2で出かけることにした。その前に、ハンドル周りのレイアウトを整理する。補助ブレーキレバーが左右に離れすぎて、左の端の方に追いやったミノウラ・スペースバーもバランスが悪い。補助レバーを真ん中に寄せると、内側に出るケーブルと、RIXEN&KAULのアダプタが干渉する。干渉を避けるべく、補助ブレーキレバーを下向きにした。今までのように水平に取り付けておくと、ドロップハンドルのショルダー部を持ったまま親指でブレーキを掛けられるのが便利だった。しかし今のままでは全体的な使い勝手が悪いので、この点は目を瞑った。
 スペースバーも取り外し、サイクルコンピュータと主灯を一箇所に取り付けできるブラケット(ああ、うまい言い方は無いものか)を左補助ブレーキレバーの隣にに、EL200を右の補助ブレーキレバーの隣に、プロファイルのブラケットを介して取り付けた。こうなると主灯にバッテリーライトを着けたときにスイッチを取り付ける場所が無くなるが、完全に固定する必要も無いものなので、ステムに無理やり取り付けた。
 さらに、バッグを取り付けたときの、シフトケーブルとの干渉問題にも手当てした。シフトケーブルの根元(STIから出ている部分)に、Vブレーキなんかでバナナの代わりに使う金属製フレキシブルケーブルを挿入したのだ。これで、バッグを載せてケーブルが左右に押しやられても、変速性能に影響が出ることが無くなった。
 これで、リラックスポジションでの使い勝手が、以前と同じくらいに向上した。懸念していたバッグによる主灯の隠蔽も、ブラケットが長いおかげで、うまい具合にバッグの下側に飛び出してくれた。EL200は補助ブレーキレバーとしっかり干渉して、大きく下向きになってしまうが、これはポジショニングライトなのでこれでも役には立つだろう。いざという時にはヘッドランプ代わりに使うつもりなので、その点少し困るのだが。この状態で、バッグの右側に回避させている。
 いよいよ出かける。まずは飯を食おうと、長後のCoCo壱番屋に出かけた。トマトアスパラカレーは止めて、平凡にソーセージカレーを喰らう。む、カレーが効いたのか、少し体調が回復した、気がした。
 グランベリーモールにアディダスのアウトレットショップが出来たそうなので、それを冷やかしに行くことにした。境川沿いにずっと遡って行く。足が回らないので、ロードバイクにもかかわらず20km/h台前半でトロトロと走る破目に陥った。屈辱だ。
 なんとか、グランベリーモールに到着した。件のアディダスショップを冷やかすも、事前情報通りサイクルウェアは全くない。
 モンベルショップにも立ち寄った。実は、こちらにはアディダスのサイクルウェアが溢れている。ざっと冷やかして、隣のスタバで一息入れた。体調はかえって悪化している。いかんなあ。生きて帰れるだろうか。甘いものを食べて(キャラメルドーナツ&ホイップクリーム)、コーヒーでカフェインを摂取しておいた。
 最悪の体調のまま、しかしこのままスタバの藻屑と消えるのもなんなので、とりあえず取って返す。境川を一生懸命に下っているうちに、遂に代謝が向上し始めたのか、不快感が嘘のように消えていった。家に帰り着く頃には、もう全く健常体になっていた。便利な身体である。
 帰宅して、ふとEL200のレイアウトに関し、妙案を思いついた。下ではなく上側に取り付けるのだ。するとハンドルバーとの干渉は無く、正しく前方を照らし出せるのだ。しかし、この状態では、リラックスポジションで手と干渉する。しかし、その場合は外しておけばいいのだ。これで懸案はほぼ解決した。


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