Strange Days
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鎌倉まで行ってきた
2003年08月02日(土曜日) 18時00分
自転車
天気:暑いなあ
前夜、なかなか寝付けず、ふと目覚めると昼を過ぎていた。あー、ダメ。今日は多摩川に出て、和田サイに寄ろうと思っていたのに。この時間からでは多摩川も夢のまた夢。では、ということで、ここ2回ほど挫折していた鎌倉まで行ってくることにした。
帰りにDOCOMOショップでPHSの機種変更をするつもりだったので、CrossAirを背負って、中に611Sを箱毎入れておいた。乗ってゆくのはTCR-2だな。天気いいし、ロードバイクの乗り味を楽しみたい。
昼過ぎ、ひとまず飯を食おうと思い、長後のCoCo壱番屋(またかよ)でトマトアスパラカレーを喰らった。この店、この後に北上するにも、南下するにも、位置的に都合がいいのだ。
カレーの後は、境川を南下してゆく。南風に向かっているので、30km/hも出ない。しかし、足をクルクル回しながら、まったり走っていった。
暑いなあ。日差しに手足がじりじり焼けて行くのが判る。日焼け止めを塗っているので、真っ赤に腫れ上がるほどではないが。
江ノ島近辺に出ると、やはりかなりの人出だった。鎌倉まで走る間に、何人ものサイクリストと行き会った。みんななんとなく嬉しそうで、会釈するとたいてい返してくれた。やっと太陽の下を走れる喜びが、その姿からにじみ出ていた。
稲村ガ崎を越えた辺りから、風が追い風気味になり、鎌倉まで一気に突っ走っていった。
暑い。冷たいものとカロリーを求め、下馬のコンビニで小休止。ぬるい風が海から吹き、しかし日陰に入ると少しだけ涼を取れる。
自転車を美術館(改装中)の駐車場に停め、歩いて八幡宮に入った。本殿の改装は未完で、相変わらず若宮に遷宮されている。結婚式かなにかあるのか、暑い中スーツを着た一団がたむろしている。
白旗神社の方に歩いて行く。人通りは少なく、木陰のふんだんなこの辺りは、ひんやりとした涼しさが漂っている。白旗神社は「しらはた」と読む。もちろん義経が祭神だ。その辺を興味深そうに歩いていた人々に由来を聞かれたら、『ここは"びゃっきじんじゃ"といって、この辺に多く住んでいた鎌倉幕府の下級武士たちの崇敬していた社だ。"白"というのは"百"から頭の"一"を除いた形で、数多くの旗、つまり武士が集まっている様を現すのだ』などと、何一つとして真実を含まない出鱈目を述べてやろうと思っていたのだが、その機会は無かった。
源氏池の休憩所で、またしても冷たいものを求めた。冷えた緑茶を飲みながら、池を眺めていると、亀がぷかぷか泳いでいる。しかも何匹もいる。こんなに亀が群れているなんて、初めて見た。
源氏池にのまん中にある小島には、政子岩という謎の岩があるようだ。見に行くと、石柱で囲われた中に、丸石がいくつかごろんと転がっている。ふむ。
自転車に戻り、来た道を戻って行った。
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