Strange Days

寒さを感じる時

2003年10月24日(金曜日) 00時00分 暮らし 天気:いい感じ

 雨の少ないこの時期は、空気が乾燥して、喉が渇きやすい。夜中に喉の渇きをおぼえたとき、台所まで行くのも嫌なので、枕元の文机にコップ一杯のお茶を置いて寝ることが多い。それで喉を潤すわけだ。
 夏の間、コップのお茶は、口に含む時も喉を通る時もまるで存在を感じさせない。体温に近い温度ゆえ、空気を飲んでいるような按配だ。それが、秋もそろそろと深まってきたこの時期には、明け方に掛けての冷え込みもあり、水温もかなり下がっている。喉越しにひんやり気持ちいいくらいの冷たさを感じるようになった。これが冷たくてかえって目がさめそうなくらいになってきたら、もう冬なのだ。
 世界はだんだん冷えて行く。鍋の恋しい季節が始まった。


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