Strange Days

秩父鉄道で鉄分補給してきた

2008年05月17日(土曜日) 21時16分 デジタルカメラ 天気:まあまあ晴れたね

 熊谷方面からお誘いを頂いたので、秩父鉄道の催しに行ってきた。
 本当は泊まりの予定だったのだが、金曜日に急遽夜間待機が決まったので、日があるうちに帰らなければならなくなった。翌日の荒川参加も込みでSatRDayで行くつもりが、Bromptonまで堕落する我輩だった。
 11:30熊谷着のつもりで出たのだが、途中駅で強烈な便意に襲われ、池袋で電車を降りる羽目になった。1両目にトイレがあるはずなのだが、ちょうどふさがっていた。後方車両へはグリーン車を通らねばならないのだが、これがどうやら閉鎖中だ。というわけで、真っ青になりながら途中下車する羽目になったのだ。なんで腹具合が悪いかというと、昨夜夕食とした麻婆豆腐にマーラージャンを入れすぎたようだ。拙者、あまりに辛いものを食うと腹を下す習癖があるのだ。なんだよ、自分のせいかよ!
 熊谷着は12:00前になってしまった。tomo氏、戸田のおやじ殿、kimrinを結構待たせてしまったようだ。すいません。T氏が悪いのだとかなんとかおっしゃる。どうやらT、この氏という奴が時間にルーズでスケベで貧乏でどうしようもない奴らしい。今度会ったらとっちめてやろう。
 さて、まずは軽く昼食にしたかった*1ので、tomo氏の案内で昼食にありつく。シナモンロールのランチという『昼から甘味?』というものだったが、意外に重めで昼食にぴったりだった。
 さて、ここから西方にある広瀬車両基地まで走る。途中から土手の上の道を行くのだが、この催しに向かう家族連れで一杯であった。途中でtomo女史と合流し、会場に向かった。
 自転車を基地の入り口に止め、中に入った。結構な賑わいだ。
 目玉の一つが現役で使用されているC58の展示だ。間近で、さらにはあおりで見物できる。熊谷~三峰口を往復しているそうだ。
 さて、蒸気機関車以外のものは期待してなかったのだが、我々が足がぴたりと止まったのはこのマルチプルタイタンパー、通称マルタイの前であった。マルタイ? 最近、マルタイラーメンの話題があったな、という程度の低鉄分な我輩には、こいつが何者か皆目見当が付かない。ちょうど近くに秩父鉄道の人が立っていたので尋ねると、熱く語ってくれた。
 この車両は、線路の歪みを高速に矯正できる優れものらしい。画像右手が概ねの進行方向だが、作業は停止状態で実施するものと思われる。右手の部分でレールを持ち上げて、左手の左右2対見えるシャベルのようなもので、砕石を枕木の下に押し込むのだ。そして視界外だがさらに左手にある機械で線路の肩部の盛り土を整形するという流れだ。なんか、こういう複合機械というか、『どえらい人手が掛かる作業を省力化できまっせー。どうでっかこのメカメカしさは』なんていう機械は燃える。萌え萌えな機械だった。
 さらにターンテーブルの運転も実施中だという。行ってみると、どうやら最後の運転が終わったばかり。しかし、希望があればやってくれるという。いいトシした一段が『もう一回やってー』などとお願いしまくっていると、オマケの運転が決定される。
 このターンテーブル、進行方向のある蒸気機関車のために接地されているもの。三峰口にも同様にあるらしい。熊谷を発したSLは三峰口でターンさせ、熊谷まで戻ってくる。しかし熊谷にはターンテーブルが無いので、ここまで後進で戻ってきてからターンさせるらしい。それも見ものだな。
 このターンテーブルも萌え萌えな機械で、中央のピボットでほとんどの荷重を負担しているらしく、外縁部のホイールは一部接地していなかった。載っている電車はなにかないとスケールがつかめないだろうということで載せたらしい。蒸気機関車の場合は全長が長いので、ほとんどはみ出しそうなくらいらしい。
 運転は左回り、右回りと1回転ずつやってくれた。最後は定位置に一発で止め、即ロック。拍手喝さいに運転手の人は照れ気味だった。
 この後、モツ屋なり焼肉屋なりという話があったが、腹具合と仕事の関係で断念。熊谷から湘南新宿ラインで戸塚に向かった。しかし、車中で何の気なしに飲んだコーヒーが悪かったのか、またしても戸塚駅でトイレに駆け込む破目になったのだった。
 しかし、鉄祭は楽しかった。また何度の機会に誘ってください。


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