Strange Days

通勤ロードのタイヤ交換(せざるを得なかった)の巻

2008年07月19日(土曜日) 20時32分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:まあまあの好天

 今日は箱根登坂のはずだったのだが、直前に中止になったので中休み。気分的にはむしろ好都合だ。
 午後になるまで、遠野行きの下調べをして過ごす。早池峰山に登りたくなってきたのだが、自転車だと早池峰神社までで燃え尽きそうな高度だ。まして、SatRDayでなんて言った日には。
 昼過ぎ、遠野行きの旅券を買おうと思い、TCR-2を引っ張り出した。ありゃ、またフロントがパンクしている。2週間ほど前にパンクして、それからスローパンク気味に気圧が抜けやすくなっていたのだが、今日は一晩で抜けてしまった。チューブを抜いて、前にスーパーパッチを当てた箇所を見ると、パンク箇所からパッチの縁に空気の流路が細く出来ていた。これは、膨らませた状態で貼ったのが仇になったか。そっちの方がきれいに貼れていいと思ったのだが。ともかく、パッチを重ねて貼り、流路を潰した。これで完璧なはず。
 そうしてフロントを取り付けなおし、前後とも空気を入れた。そして自転車を壁に立てかけた途端だった。スプシュー、という珍音とともに、今度はリアがパンクしてしまったのだ。ええっ、これはなぜに? 同じようにチューブを引き出して見ると、これはリム側に穴がいくつか開いていた。しかし、リムテープがへたっているわけでもないんだな。いや、リム穴に沿ってじゃなくて、なぜかななめ方向に空いているのも気になった。しばらく考えて、とりあえず修理して様子を見ようという結論に至った。そこで修理の上、空気を入れていると、またスプシュー、とばかりにパンクしてしまったのだった。ええっ、なぜ、わからん。もう一度、タイヤ内外、リム面を探ってパンクの原因を推測するも、分からない。もう一度、替えチューブで試してみた。
 120PSIを越えた辺りで、やはりパンクに至った。しかし、今度は分かった。タイヤのビードが落ちてしまい、そこからチューブがコンニチハしているではないか。タイヤのその箇所を調べると、確かに多少痛んではいたが、ビードが外れるほどかなと疑う程度。しかし、このザフィーロ、低価格タイヤ故か固めの材質で、高圧を要求する仕様になっている。少しの破損が、柔軟性の低い素材と高圧とで、あっという間に致命的なものになったのかもしれない。
 どうしましょ。換えのチューブを買いに行くか。しかし、このザフィーロの滑りやすさに嫌気がさしていたこともあり、まだ3000kmも走ってないけど破棄に決定したのだった。とりあえず、EPIC号で出動しよう。
 戸塚駅に向かい、みどりの窓口で岩手三陸フリーきっぷを入手。遠野までの往復だけならフリーきっぷ以下の値段で済むが、向こうで釜石だの平泉だのまで往復したとすれば、もうフリーきっぷの方が得なのだ。保険の意味で買っておいた。
 戸塚からはまっすぐには戻らず、サガミサイクルに向かった。ロード店でタイヤを見繕う。ザフィーロを相変わらず大量に安売りしていたが、もう買わんぞ! 安くてグリップもそこそこという条件で探すと、ピンと来たのがIRCのレッドストーム・ストリート。レッドストームは以前にも使っていたが、グリップも走行感もかなり良かった。ストリートなんぞというグレードのものはなにが違うか分からないが、まあレッドストームの眷属なら問題なかろう。唯一最大の問題は、名前と裏腹に真っ黒な点だが、そこは目をつぶろう。R-AIRチューブとともに買って帰った。
 帰宅して、速攻でタイヤを交換し、ちょっとだけ試走してみた。マンホール蓋通過の際にも、ザフィーロで感じたグリップがなくなる感覚はない。雨の日は分からないけどな。とりあえず、しばらく使ってみよう。


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