Strange Days

ご近所散歩ついでに試撮

2009年01月04日(日曜日) 23時55分 デジタルカメラ , 暮らし 天気:ちょっと雲が増えたかな

 今日も左膝が痛い。明日から会社なのだが、自転車で出勤できるかしら。とりあえず、氷嚢で冷やして熱は取っておいた。冬に、こたつに片足を突っ込みつつ、もう片膝は冷やす不条理。
 さて、自転車に乗れないにせよ、外出しないと体が腐りそうなので、徒歩で散歩に出た。昨日のExilim FH20を持ってだ。アマゾンに発注したこれ用メモリカードが届いてないので、暫定的にS3IS用のSD2GBを挿した。
 ついでに、ご近所の神様に初詣をと思い、御霊神社の方にぶらぶら歩いていった。途中の公園にある庚申塔。かつて東海道と中原街道という動線に挟まれた地区だった故か、この辺りには江戸時代の俗習である庚申塔がやたら多い。
 御霊神社には、まだ幟が立っている。鳥居をくぐった辺りにも、実はこの辺りで最古の庚申塔がある。神社には、三が日が明けた今日になっても、晴れ着を着た参拝客が散見された。帰省していた人々が、地元にもお参りしようとやってきた、という寸法だろうか。
 御霊神社から、すぐ西に広がる丘に登ってみた。頂上には小さな森があり、こんなお社が祀られている。すぐ近くに御霊神社なんて由緒ある神社があるのにね。
 この丘の西に下ると、畑越しに夕陽がよく見える。ああ、9連休、なにもしないで終わってしまったな。
 帰宅してすぐ、黒猫の人が荷物を持ってきてくれた。その中に含まれていたFH20用のメモリカードを、早速挿してみた。モノはPhotoFastのDual Channel SDHC16GB。内部的に8GB*2という構成になっていて、ストライピングして高速化しているという触れ込みのもの。値段の割に速いと言うことで買ってみた。FH20に、何ら問題なく適合できた。
 さて、今日の散歩で、FH20の問題点がいくつか浮かび上がってきた。まず、AF性能が意外に低いのだ。これはヨドバシでの試撮では気づかなかった点だ。室内や静物なら問題ないのだが、遠景や雲のように、境界がやや判別しにくい対象に弱いみたいなのだ。それでも、キヤノンの機械なら問題ないだろうという相手に対して、フォーカスを迷う場合が多かったのだ。まあこれは、慎重に当たればいいと思う。
 これに関連して、マニュアルフォーカスの操作が難しいという点も浮かび上がってきた。マニュアルフォーカスに切り替えるのは、レンズ横のボタン操作だけなので簡単だ。が、背面左右キーでのフォーカス調整が、長押ししての高速モードと、短押しの低速モードとの差が大きすぎて、非常にやりづらいのだ。慣れてないというのもあるのだろうが、それにしてもと思う。
 また、各ストロボ発光モードでのシャッター許可ポリシーが厳格すぎて、使いにくく感じる面もある。発光モードには、大別して発光を禁止するモード、必要なら発光させるモード、絶対発光するモードがある。通常は必要なら発光させるモードを使えばいいと思ったのだが、ここに落とし穴があった。このモードでも、カメラが『発光させなければ』と思った時には、必ずストロボをポップアップさせて発光させなければ、シャッターが絶対に降りないのだ。それでもシャッターを切るには、わざわざメニューから発光禁止モードに切り換えなければならない。これはもの凄く不便だ。キヤノンのように警告は出すが、ユーザの意思を優先してシャッターは落ちるというポリシーの方が、ずっと使いやすいのに。あるいは、ニコンのように勝手にポップアップして発光するかだ。仕方ない、普段は発光禁止で使おう。幸い、メニュー階層は浅いので、切り替える手間はさほどでもない。
 全体的に、いくらニコンやキヤノンの同クラスのような顔をしていても、基本はメニューからいちいち切り替えてくださいという、より初心者向けのインタフェースになっている。でも、我慢できる範囲だと思う。
 なんてFH20をいじっていると、電話が鳴った。実家からだ。なんとなく不穏な予感を抱きつつ、母の言葉に耳を傾けた。
『XXが亡くなってね』
 えー、叔父さんが。まあ脳溢血で倒れて以来、20年ほども寝たきりだった人だけど。それにしても叔父さん、凄いタイミングだったな。去年の年末でも来週でも仕事で帰れなかったところだ。
 とりあえず母と急遽帰省する話を打ち合わせ、子細は明日の出社以降と言うことで電話を切った。明日は荷物を担いで出社しなければ。


Add Comments


____