Strange Days

VirtualPCでWindows7

2009年02月04日(水曜日) 23時48分 コンピュータ 天気:くもり

 Hyper-Vの使い勝手が良好だったからというわけでもないが、自宅でも仮想マシンを立ててやりたくなった。例のリモートデスクトップで複数クライアントから使いたいのにぃ、という不満を緩和できそうだし。
 そういう目で自分ちのWindowsライセンスを漁ってみると、意外にリモートアクセスをサポートしているOSを持ってない。Windows2000Professionalと98ばかりだ*1。そうか、この世代はリモートデスクトップなんてサーバ系しか使えなかったんだな。そしてXP以来長く安定していたので、XP世代のOSは余ってない、と。
 というわけでタイトル。それならWindows7β版を入れてもいいなあ。これ、複数台へのインストールが許されている。
 早速、VirtualPCをAMDx2な機械にセットアップして、その上でWindows7をセットアップしてやった。最初は焼いてあったDVDをキャプチャしてインストールしようとしたのだが、なぜかファイルコピーでアクセスしたまま止まってしまう。実際には3年後くらいにコピー完了するのかもしれないが、ともかく普通の状態ではないので仮想マシンを止めてやり直す。
 次にダウンロードしてあったISOイメージをキャプチャして、それでもってのインストールを試みた。しかしなぜかISOイメージを残してない。DVDに焼いたし、嵩張るからと消したのを思い出した。再度MSからダウンロード。しかし変な色気を見せてx64版をダウンロードしたところ、VirtualPCがx86なスペックだったのでインストールできず。ダウンロード前に調べておけばよかった……。それではとx86版をダウンロードし、このISOイメージをキャプチャしてインストールしたところ、ようやくインストールに成功した。やはりVirtualPCはVirtualサーバだのHyper-Vだのといったより上位の仮想環境に較べ、細かいところに手が回らない。
 インストールしたWindows7のリモートアクセスを許可し、Libretto L3からRDCでアクセスすると、普通にアクセスできた。意外に普通に、軽い動作してくれる。メモリは1GB割り当てたが、700MB程度空いている状況だ。Firefoxをインストールして、ブックマークをインポートすると、やりたいことは大体できる環境になった。さすがにサブ機に直接リモートアクセスする場合に較べると、Picasa辺りで画像処理するなんて考えると心もとない。が、その場合には今まで通りにサブ機につなげばいい。問題なのはサブ機でテレビを見ているときに、モニタを占有されるにもかかわらずLibrettoではなにも出来なくなってしまうことなのだから。
 Windows7のβ版有効期間は8月までだったっけ。その頃にはRC版に移行しているだろう。


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