さて、FH20を手放してどうするか。それはちょっと考えるとして、とりあえずはPowershot S3ISでしのごう。これは広角を使えない他には、古い世代のデジカメなりに弱点が少ないカメラだ。
夕刻、来週のしまなみ行に備え、MR-4Fを持ち出す。試走というよりは乗り慣れるためだ。今年になってまだ2回目だよ。
湘南台の桜並木では、花芽からつぼみが顔を出し始めていた。
シルエットでは分からないが、それでもかなり膨らんできているのが見て取れる。後10日くらいかな。
MR-4Fの乗り味を楽しみながら、境川を下っていった。俣野の辺りで日没直前の夕陽を撮ろうと目論むも、
沸いてきた雲に阻まれる。無闇に広角で撮るよりも悩まなくていいみたいだぞ。
さらに下った下水処理場の対岸辺り、土手になにやら
桜の眷属っぽい花が咲いていた。ちょうど散歩してたおばさんとしげしげと眺めながら『桜ですかね、早いですね』などと話す。去年は上流の方で杏らしき花に出会ったが。
道を挟んだ農地の脇に
小さな菜の花畑が広がっている。間もなく盛りというところか。ここは農地なので菜種油を取るのだろうね。菜の花そのものを採るのかもしれない。この写真を撮るのにバリアブルモニタが大活躍だ。うむ、やはり便利だ。
南端で折り返し、高鎌橋を超えた辺りで、
富士山のシルエットを目撃。今日はすっきり晴れてくれたな。
夜、konozamaから荷物を受け取る。中身はシグマのAPO70-300mmだ。以前からこのクラスの望遠レンズが安すぎて、1本欲しいなと思っていた。ニコンのVR付も、逆にさらに安いAPOじゃない方も考えた。でも、それほど多用するとも思えないし、APO付とて十分安くて、アポクロマートなら色収差も小さいんじゃないかいと思い、これを買った。
広角端だとほぼファインダー等倍に見える。望遠端では450mm相当なので、かなりの迫力。200mm以上ではスライドスイッチを使うとマクロモードを切り替えでき、最短撮影距離をさらに短縮できる。望遠端でも95cmで撮影可能なので、どえらい迫力になる。これは面白そうだ。