Strange Days

2009春しまなみ縦走サイクリング初日(とびしま海道編)

2009年03月20日(金曜日) 23時55分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 天気:くもりのち晴れ

 さて、いよいよしまなみサイクリングの始まりだ。荷物は、サイドバッグは置いて、Freepack Sportだけ背負った。
 僕は呉駅からの出走だが、他のメンバーは、こば氏を除いて仁方集合となっている。というわけで、結局は仁方駅を目指さねばならない。その前にモリス。
 モリスで軽く中華そばを腹に入れ、広トンネルを越えて、仁方へと向かった。
 仁方駅の正確な場所を憶えてなかったので、ちょっと手前から曲がってしまい、多少のロスをする。が、すぐ近所だったので、鉄路と道路標識を頼りに、難なくたどり着いた。
 駅には横尾氏、ちゅんちゅん女史、そして石川氏が待っていた。つっしーは飛行場で荷物が出るのが遅れたそうで、少し後に無事到着。これで、先行しているはずのこば氏を除いて、全員が集合した。早速、とびしま海道に走り出した。
 最初の橋、安芸灘大橋。ここだけは有料橋で、しかも普通車\700という値段。しかしとびしま海道全体で有料橋はここだけなので、実質とびしま海道全体の入域料みたいなものだ。自転車と歩行者は無料。最初に立ち入った下蒲刈は、次の下蒲刈との間に架かる蒲刈大橋までの最短距離を走った。途中、昼食に良さそうな店を発見したが、生憎満席。後のことを考えると、少し待ってでもここで食べればよかったか。
 先を急ぐ。蒲刈大橋を渡ると上蒲刈。ここは南方を回り込むように走った。昼食が気になっていたので、少し急ぎ気味に走った。昼食は県民の浜というリゾート地の奥にある、恵みの丘のレストランだった。が、これが大失敗。首尾よく席を占めたものの、丼ものも冷たい麺もやってないという。丼ものをやってないとはどういうことか。稼ぐ気ないのかなあ。お高いなんたら膳を頼む気にもなれず、とってもスパイシービーフなカレーでお茶を濁した。あまりにも奥まっているので、あまり栄えている店では無さそうだったな。もっと手前のレストランで食べればよかった。
 ともかく腹は満たした。この先はこば氏を連絡を取り合いながら走る。新設の豊島大橋への道を登っていると、晴れてきた空の下広がる、内海の小漁港の風景を一望できる。
 上りきって、トンネルを抜けると、豊島大橋。こんな辺鄙なルートなのに、今日はずいぶんたくさんのサイクリストとすれ違った。
 豊島大橋から見える豊島は、こんもり盛り上がった、実に屋久島のような島影だった。豊島大橋は新しいだけあり、均整の取れた近代的な橋だ。豊島はぐるりと回って、反対側の豊浜大橋を渡った。蒲刈大橋と同時代の橋らしく、やや古めかしいトラス橋だ。が、湖のような瀬戸内には、なぜかこの姿が映える。
 この辺で、こば氏をとうとう捕捉した。これでようやく全メンバーが揃った。
 少し走ると、不思議なものに出会う。巨大なジャングルジムだ。約2名が童心に返って、この頂点を制覇していた。
 やがて、2006年のツアーでも足を延ばした御手洗に到着する。三々五々散り、散策の時間を過ごす。今日は観光客が多い。これは乙女座という、確か古い小劇場を資料館の類としたもの。古い町並みを歩くのはいいもんだ。
 海岸にある小屋に目が止まった。この小屋、3年半前には凄い状況だったんだよな。後一発、台風が来れば無くなると心配していたもんだが。
 御手洗のすぐ傍、大長*1の宿、オレンジハウスに到着した。ここは、3年半前にも昼食を取ろうと覗いた店だった。荷物を置いて、この先の岡村島まで走ることにする。
 次第に低くなる夕陽と競争しながら、岡村島を目指す。は、間の小島をまたいで三つ架かっている。日暮れが近かったので高速化し、サバイバルツアーの観を呈してきた。が、なんとか岡村島先端を目指していたところでタイムアップ。日は沈んだ
 宿に戻り、ビールを供に夕食*2を終えた頃から、頭痛が募り始める。ミーティングを遠くに聞きながら、早々に沈没してしまった。


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