Strange Days

2010年型MR-4

2009年10月05日(月曜日) 23時03分 自転車 天気:くもりのち雨

 MR-4の新年式が発表されたと、あちこちのBlogで確認できる。しかし、内容がよくわからない。
 オリジナルのフレームを改良して、より畳み易くしたとある。しかし、畳まれた状態の写真を発見できなかったので、どう畳み易くなったのかが分からないのだ。
 MR-4系の不評な点は、畳むのに前輪をいちいち外さなくてはならない点だった。これはそもそもが簡便な輪行車として設計された型なのだから仕方ないのだが、折り畳み自転車としては確かにやや異質で、手間が掛かるものだ。ここを改善したんじゃないかな?
 前輪を外さないで畳めるようにするには、Bromptonのように三つ折にするか、BD-1やBikeFriday系のように後輪が斜め方向に畳まれて前輪と並行して畳むようにするかだ。一見してリンク位置が増えたわけでも変わったわけでもなさそうなので、前者は無い。すると後者か。しかし後者の場合、難点がある。サスペンションが稼動し、折り畳み軸が動く度に、リアフレームが横方向にも動く。すると自転車の挙動に悪影響を与えると言われてきた。ハードテイルのBikeFriday系ではシビアな問題にならないだろうが、BD-1では以前から問題点として指摘されてきた。ダウンヒル時にその挙動が恐怖を誘うのだと。僕自身は高速ダウンヒルなんてしないし、怖いと思ったことは無いが、サスペンションが稼動すると左右にぶれるのは確かに感じる。飛ばし屋さんには恐ろしい問題だろう。
 MR-4Fはセンターサスで、最新モデルではエアサスなので、BD-1よりもずっと稼動しやすい。そこに上記の問題が加わったら、結構恐ろしいのでは無いだろうか。まあ、実はもっと小さな改良ですなんて落ちかも知れないが。
 後は近年のSEモデルに採用されていた軽量アルミフォークの全面採用、ヘッドチューブのオーバーサイズ化が目立つ点だ。リンク部分もより丈夫に、大径化されたという情報もどこかで目にした。この辺は正常進化というべきもので、僕としても大歓迎。特にアルミフォークが、今使っているカーボンフォークと比べてどうなのか、ぜひ比較してみたい点だ。
 ポケロケだの*1Airnimalだの後継車を検討してきたが、MR-4の後継はやはりMR-4しか無いと思う。弱点のタイヤもDuranoがあるので、この先もしばらくは使えそうだ。今のフレームがいよいよ危うくなってきたら、一番安いMR-4Fを買って、パーツ総入れ替えしてしまおうと思う。問題は、色がテカテカしたCPしいかない点だがな。


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