Strange Days

新春東京ポタ-失われた川

2005年01月03日(月曜日) 22時44分 自転車 天気:好天だった

 6:30起床。時計を睨みながら軽く朝食を取り、ダートバッグのメッセンジャーバッグに荷物を詰め込んで、トレンクルを持ち出した。
 今日はミキ氏による新春恒例のポタリング企画、東京ポタの日だった。平地主体ということなので、一番持ち出しやすいトレンクルで参加することにした。
 地下鉄で戸塚、JR戸塚で湘南新宿ラインを捕まえ、恵比寿に向かった。ホームを降り、トイレに入ってから、洗面所で手を洗っていると、なにか見覚えのある黒ずくめの男性が……。こりゃまた、ぽた郎の旦那じゃござんせんか。外で待っていたぽた子夫人ともども、トレンクルをブロンプトンのバッグで持ち出していた。実は僕も同じ。
 改札の外で案内役のスタッフが待っていたので、案内に従って外に出ると、既に数人が集まっていた。トレンクルを組んで、ある程度参加者が溜まるのを待ってから、集合場所へと向かった。
 集合場所の公園には、既に多数の参加者が集結中だった。今回、参加費*1徴収されるのだが、徴収係の加藤画伯夫妻に支払い、領収証を受け取る。その辺をフラフラしていたら、にち氏、長岡氏、マモル氏と、昨日のオフ参加者にまた会ってしまった。hai氏、@nak家、みはる女史、かとー氏&わかば女史らと雑談するうちに、出発ミーティングの時間となった。今年もだいたい90人くらいの大人数になったようだ。今年の特徴として、女性、子供の参加者が多いということだろうか。平地主体というのが利いた模様。
 ミーティングを終え、三々五々出発する。恵比寿~代官山界隈を走り、一度R246を越えた。出発直後は意外に坂道が多く、どうなることかと思ったが、その後は平地主体となった。
 今回のポタリングでのテーマは、『失われた川』というタイトルの通り、かつては川が流れていた緑道沿いの道を自転車で散歩しようというものだ。緑道は幅は狭いものの、近所の人たちの貴重な散歩道になっているようだった。東京、というか関東平野には、かつて無数の川が流れていた。それらの多くは東京の市街地化が進行するに連れ、暗渠となり、下水となり、最後には統合されて消えてしまった。今回のオフは、その失われた川の一つを偲ぼうという意図があったようだ。この緑道が川沿いのサイクリングコースだったら、ここに川が流れていたら、この界隈の景観も一変していたことだろう。
 昼食場所に着き、近所に買出しに向かう。無性に飢えていたので、一番腹を満たせそうなカツ重を買ってきた。戻ってきた頃には、既に公園のあちこちでバーナーが唸りを上げ、これは花見か宴会かという凄い状況が現出していた。もっとも、アルコールは無しだ。
 座る場所が無かったが、hai氏が出してくれたビニールシートに座り、あまつさえhai氏供出のおやつにさえたかる始末。またきさ家が参加していることから予想できたように、大おやつ大会も開催されていた。
 昼食後は、代々木公園までひたすら裏道を走っていった。これが獣道かと思うくらいの細い道で、側溝の蓋をガコガコ言わせながら自転車集団が走る様は、壮観の一言に尽きた。ここが一番、路地裏ポタっぽかったように思う。
 ゴールの代々木公園に着いたのは、日も傾き始めた頃だった。我輩のD70を唸らせ、全員の集合写真を撮った。ということは、我輩は集合写真には入れなかったわけだが(滅)。
 その後、うだうだとたむろしていたが、そろそろ帰るかということで、新宿へと向かった。新宿で湘南ライナーを捕まえ、帰宅した。
 今回も面白かったな。特に昼食時のカオスっぷりが。一人で走る時、なぜか東京に背を向け、西へ、南へと向かってしまうのだが、東京にもトレンクルで楽しめそうな場所がたくさんあるように思えた。今度、トレンクルで東京ポタに出かけるか。

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