Strange Days

SatRDayアイドラー鳴き現象解明

2010年02月21日(日曜日) 19時12分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもり

 今日は荒川サイクリングの日だったが、SatRDayの整備が先決なのでDNS。という口実で朝寝を楽しんだ。ダメ人間だな。
 さて、SatRDayの懸案を片付けるぞ。アイドラーが鳴く原因が分からなかったので、とりあえず接触している戻り側のサイドウォールにグリスを塗ってみた。このアイドラーは、駆動側にスプロケが嵌っているが、戻り側はただの溝だ。それゆえにサイドウォールと常に接触している。それが鳴きの原因かと考えた。とりあえず工具を持って、境川に試走に出かけた。
 途中までは鳴かなかったのだが、ある時から急に鳴き出し、これでは対策にならないと分かった。後は位置調整か。
 あえてチェーンラインに対して斜めにしたり、逆に可能な限り平行にしたりで試してみたが、ダメだ。どうしても鳴く。こうなると、まさかと思うが上下のチェーン逸脱防止棒との干渉くらいしか考えられない。まさか、というのは、この時点で上下3mm程度の間隔を確保してあったからだ。これで干渉するとは思えないし、フレームにぶら下がっているだけと言うハンガーの構造から考えても、この間隔が変動するとも思えない。
 とにかく、ハンガーから脱落するギリギリまで、上下の棒とアイドラーを離してみた。5mm程度か。すると、どうも鳴きはかなり解消されてきた。これが当たり? 当惑しつつ、とうとう上の棒を外し、下とのクリアランスも大きく取ってみた。すると、鳴きは解消された。まさか、これがビンゴだったとは。
 恐らくは、チェーンにテンションがかかると、アイドラーが上に浮いて、上の棒と干渉するのだろう。実際、上の棒を外してよく見ると、真新しいピカピカの塗装はがれが観察出来る。
 アイドラーのサイドウォールが高いので、上の脱落防止は不要だろうと見た。そこでアイドラーに下の脱落防止棒だけという構成にした。正確には長い上の棒を下にして、元下にあった棒は外してしまった。これでも普通に走るならチェーンが脱落する可能性は感じなかった。
 しかし、チェーンの張力でそんなにアイドラーが上下してしまうなんて、想像の外にあった。支持部が片持ちなせいもあったのだろう。
 アイドラー鳴きを解消できたSatRDayは、走りも軽やかで楽しい自転車だ。レモンピールでマンデリンを仕入れ、帰宅した。


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