Strange Days

LOOX Uのプチフリ解消を図る

2010年02月23日(火曜日) 23時54分 コンピュータ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 久しぶりに藤沢周りで帰る。そろそろ18:00頃までものを見分けられる程度の明るさは残る時期になってきた。しかし大船から藤沢に向けてカーブする辺りまでで、逆走野郎2台に遭遇する。
 帰宅して、前からやろうと思っていたLOOX Uプチフリ解消策を講じてみた。LOOX UにはG-Monster V2という内部的にRAID0な構成でアクセス速度を上げた、32GBのSSDを入れてある。しかしコントローラーが悪名高いJMicronの物故、初期の安物SSDより耐性が高いものの、結局ある程度のところでプチフリーズが発生してしまうらしい。実際、地図データを参照する場合など、多量のアクセスが発生する場合、HDD作動ランプが点灯しっぱなしで、ものの10秒ほども操作出来ない場合が散見される。これは使い勝手に非常な悪影響を与えるものだ。そこで、二つの策を講じた。
 一つはテンポラリドライブをSDカードの方に移すことだ。ユーザ、システム環境変数の'temp'、'tmp'の指定先をSDカードに向けた。またFirefox、IEのテンポラリもSDカード上の特定ディレクトリに移した。これである程度はSSDへのアクセスを削減出来るだろう。
 またFlashfire0.a.0を導入した。最初はなんとなく目についた安定バージョン(らしい)の0.999を導入してみたのだが、インストール最後のレジストリ記入で失敗してしまう。そこで開発中バージョンのこれを使ってみた。そもそもこのバージョンでアルゴリズムが変わったらしく、人柱性は高い。が、とりあえず導入できたのはこのバージョンだった。このバージョンでは大サイズのデータはスルーして、プチフリのトリガーになりやすい4KB程度のランダムアクセスに特化する設定が出来る。
 しばらくブラウザや地図ソフトなどの重いソフトを使ってみた。特にブラウザは、細かいファイルアクセスが多発する関係で、結構プチフリが起きやすいアプリだ。が、Flashfire動作時にはプチフリに類する現象が生じてない。というか、気のせいかディスクアクセス性能自体が向上しているように思える。ディスクが足を引っ張ってるという状況は解消されたように見える。もう少し観察しなければならないが、効果ありなんじゃないかというのが暫定的な見立てだ。
 どっちが効いたんだろう。ブラウザは結構テンポラリを使うので、テンポラリ移転も効果あったように思える。そもそも、その際にテンポラリサイズも見直して、50MBから大幅に増やしたので、その効果も否定出来ない。そもそも、なぜだかなぜかメモリが100MBほども余計に空くようになっている。これはテンポラリ調整の結果かもしれず、またなんらかの悪影響でサービスがいくつか起動できてないのかも知れない。後で調べよう。
 ともあれ、実用的には使用感がかなり向上したのも事実。しばらくこの環境で使ってみよう。


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