Strange Days

雲州ツーリング2010初日

2010年11月20日(土曜日) 23時37分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:晴れ

 初日は第一目的の出雲大社。だが去年とは違うコースを取ろうと考えたことが、迷走に次ぐ迷走をもたらしたのだった。


 朝はゆっくり。サンライズ出雲で移動する組に合わせ、10:00集合としたためだ。しかし、その前に松江城くらいは見ておきたい。そこで9:00に第1集合とし、10:00まで松江城方面を散策する事にしていた。
 9:00に松江駅に着くと、既に(あ)氏、こば氏が合流。松江城方面に向かった。
 と、その前に。松江駅近くのギャートルズ像。なぜ日陰になるビルの北面に……。
 さて、松江城まではほんの少しで到着する。秋たけなわということもあり、なかなかフォトジェニックだ。ポケロケの黒が艶やかな秋の色彩に映える、気がする。
 城北面の武家屋敷や、小泉八雲旧宅を見てから松江駅に戻ると、サンライズ出雲組のこぐ&あゆこ夫妻が到着していた。一畑電鉄の松江しんじ湖温泉駅まで移動し、車内に積み込む。この先、宍道湖畔から出雲市駅方面に走る川沿いにサイクリングロードがあり、そこに沿って走るつもりだった。ところが、下車駅を布崎としたのが間違いだった。内陸に入る寸前の駅で、サイクリングロードに出るには簡単だと思っていたのだ。
 布崎で下車し、昨日別行動を取っていた長岡氏と合流する。これで全員が揃った。勇躍サイクリングロードに、と思いきや、ここからが迷走の始まりだった。湖寄りに出る道がわからないのだ。今回、GPSに完全に頼り切りだったのだが、eTrex VistaHcxにいれているUUD初期版地図はろくに道路が記入されておらず、こういう局面では役に立たないのだ。一人旅なら迷走も楽しめるのだが。
 結局、幹線道路をサイクリングロードと直交する方向に走り、合流点で乗り換えた。次回からは紙の地図も用意せねば。
 さて、サイクリングロードを淡々と走ってゆく。なかなか路面も良く、すれ違う人すら稀なので、この道行は捗った。
 やがて市街地に入る。市中を横断する水路に沿って走っていたら、今日のお目当ての店の支店と思しき店を発見した。が、ここはスルーして、さらに走って到達したのが、羽根屋本店だった。店の前に順番を待つ客がずらりと並んでいたが、回転は早かろうと高を括って、しばし待っていた。すると30分ほどで入店出来た。その間は、店の兄ちゃんの大活躍を満喫できたのであった。
 僕は天ぷらそばを注文した。もちろん出雲そば。割り子は3枚。これが、非常に美味だった。以前、出雲市歴史博物館前で食したそれとは、新そばということもあってか雲泥の差だった。見直したぜ、出雲そば。
 腹ごしらえの後は、一旦出雲市駅まで出て、そこから旧大社線跡を辿って走った。最初のうちは快調だったが、途中から線路跡から道が無くなったので、適当に大社方面に走る羽目になった。
 最終的には旧大社駅に着いたが、今日は今まで見たことがないくらいの人出だった。大社駅の本気を見たぜ。
 そこから出雲大社まで走り、もう閉めていた観光案内所の隣に自転車を*1置かせてもらい、まずは出雲大社の参拝だ。しかし、この後で日御碕に出る予定だったが、もう無理かなあ。
 出雲大社は、なんぞ催しがあった模様で、常にはないテント村が出来ていた。
 参拝を済ませ、鳥居に引き返した頃には、もう東の空に月が上っていた。今日は日御碕は無理と見て、そのまま一畑電車で松江に引き返した。
 夕食は京町界隈で探し、海鮮と焼き物の店で一杯となった。飛び込みだったが、結構当たり。松江の店のレベルは高いな。
 ホテルに戻り、ホテルの無線LANにVAIO Xをつなぎ、明日の下調べをする。明日は今日のような醜態を晒すわけには行かぬ。

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