目覚めは結構早く。さあ、どこ行こうか。
ちょっと考えて、葉山の近美葉山館を襲おうと考えた。
昼食を取ってから、自転車で葉山方面に向かう。コルナゴ様をチョイス。リアルなロードバイクは快楽指数が高い。荷物はほとんど持たず、ツール類はツールボトルに入れて、後は上着のポケットに入れる分だけだ。カメラはG'z Type-Xで済むので楽だ。後はDefy。問題はこの二つの通信の面倒をみるモバイルWifiルータだ。これを背中のポケットに入れると、汗まみれになってしまう。だが、ポケットルータにぴったりなサイズのビニール袋があったので、それに入れて運ぶことにした。
近所の農園の前を通りがかると、生垣の上から柿の実がたわわに実っているのが見えた。
いったん江ノ島に出て、それから葉山方面に走り始めたのだが、ここでひよって鎌倉に向かうことにした。というのも、空が良く晴れているので、日没に期待できそうだ。帰路の時間を考えると、鎌倉までの往復じゃないと間に合わない。真っ暗な道を走りたくはない。というわけで、鎌倉に。
鎌倉館では『人|HITO 収蔵作品にみる人間の形』という催しを開催中。肖像画というのもは必ず演出が施されているという指摘はその通りだが、改めて多数の肖像画並べて示されると、訴えてくるものがある。ある肖像画は対象を半ば神格化し、あるものはネガティブな部分を掘り起こし、またある者はむしろ自分の姿を投影する。他の収蔵品も、ニンゲンの形を解体、拡散させてゆく過程が見えるように仕組まれている。
ちょっと珈琲でもと思いきや、喫茶室が何故か休みだった。1Fテラスから
鳥居方面を眺める。よく晴れているので、陰影が美しい。
帰りに別館にも寄ったが、これはうっかり、前回寄ったときから模様替えはされてない。
北鎌倉経由でシャカリキに入り、境川に。日没にはぎりぎり間に合わず。しかも、雲が全く無いので、面白みに欠ける。
陽が落ちたところで、
MasterXLをG'z Type-Xで撮った。原画を拡大してゆくと、細部まできっちり映っている。ラチチュード、というかダイナミックレンジなのか、過大光量に対しすぐ飽和する傾向はある。が、これだけ写れば、μTough6000の出番は、この先無さそうだな。
そうそう。今日の新装備は
これ。NorthWaveのFahrenheitというロード用防寒シューズだ。これはロードシューズにゴアテック外皮を一体化したような構成で、真冬でも乗れるぜという設定。実際に使ってみると、外皮は意外に薄く、本当に真冬だと不安だ。シマノのMW80に較べると、防寒性は一段落ちる感じ。だが、今日くらいの気温なら、何ら問題はない。
陽の落ちきった西空を、G'z Type-Xで撮る。雲がないこともあり、何ら面白みのない写真だ。これくらいなら、500万画素の
Defyでも同じだろうと思って撮ると、やはり似た様な写真になる。写真を撮るには、まず情況を選ばねばならないな。