Strange Days

インターコミュニケーションズのsimを常用してみる

2011年01月06日(木曜日) 21時14分 インターネット , コンピュータ , デジタルギミック 天気:晴れ続く

 早速、インターコミュニケーションズのsimを入れたB-Mobile Wifiルータ*1を一日使ってみた。
 基本的にU300より高速なのは確実だ。しかし、大きなデータをやり取りする際には、期待したほどには速くないのが不思議だ。恐らく、厳しめに帯域制御が掛かっているんじゃなかろうか。ふつうサイズの画像でも、意外無いくらい待たされる。しかしながら、Androidアプリのダウンロードくらいなら爆速なので、スマートフォン用には向いているのかも知れない。困るのはリッチなコンテンツを扱えるPCで使う時だ。
 U300に対して倍近い料金と、1年縛り*2と別途初期費用、さらにsim再発行手数料のバカみたいな高価さを考えると、いささか費用対効果に疑問が残る。ちょっと負け気分だ。まあ1年間使うさ。
 一方で、DefyにU300 simを入れて運用してみたところ、非常に便利だった。Defy*3をポータブルWifiルータベースで運用すると、位置情報取得に独特の癖が出る。設定次第だが、まず概位をWifiの位置情報サービスで取得する。この時にポータブルWifiベースだと、以前に測位が成立して位置情報サービスのサーバに登録された地点の情報を取ってしまうようなのだ。なので、旅先で自宅周辺に居ることにされたり、逆に以前の旅先に居ることにされたりする。この後でスマートフォン本体のGPSで測位出来れば訂正されるのだが、この時に誤った概位を元に測位を始めるからなのか、やたら時間がかかることがあるのだ。
 これをsimを入れて、概位を3G網から取るようにすると、3G網は固定なので頓狂な位置を返すことはない。その後の測位もかなり高速化されるようだ。これは、自転車のロケーションツールとして使いたい僕には、大きな差を感じさせる。なので、U300 simも買うことにした。これはDefyに入れる。アプリのダウンロードや、スマートフォン向けサイトの閲覧くらいなら、インターコミュニケーションズのsimの方が高速さを満喫できるので、普段はWifiベースで、Wifiルータを持たないで出た時はU300単独で使うようにすれば便利だろう。



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