Strange Days

HT-03Aが妙に使いやすくなってきた

2011年01月25日(火曜日) 23時36分 デジタルギミック 天気:好天

 auに半ば見捨てられたIS01以上に、ドコモに見捨てられたHT-03A。救いは国内専用機のIS01とことなり、世界中で売られたHTC Magic(だけどメモリはなぜか減)だという点だ。おかげで、数多のハッカーによってroot奪取法が確立され、カスタムROMと言う形で新世代Android OSの適用が可能だ。既に見捨てられているが故に、root奪取もカスタムROM適用も怖くはない。IS01もそうなりつつある。
 そのHT-03Aには、カスタムROM定番、FroyoベースのCyanogen6.1を適用してあった。しかし空きメモリが常時20MBを切る状態で、さすがに常用はきついと思い、寝る前にメール、Twitterをチラ見するだけの端末に成り下がっていた。まだ半年以上、年季が残っているのだが。
 最近、ふと気になって、空きメモリ量の詳細を見たくなった。適当な方法を思いつかなかったので、Terminal Emulatorでfreeを見てみると、swapメモリをあまり使ってないように思えた。このHT-03Aには、8GB microSDに256MBのスワップパーティションを切っているのだが、数MBしか使ってないようだ。では、と、試しにswappinessを上げて、積極的にswapさせればどうか。swap管理アプリにswapper2で、swappinessを推奨値の20から60に上げて様子を見た。すると、swap使用量が100MB近くまで上がり、アプリの切り替えがかなり高速化された。以前は、アプリからホームに帰った時に、既に動作が重く、別アプリ起動時にも待たされる事が多かった。しかし、変更後はそれらがかなり滑らかになり、特にホームへの復帰時の引っ掛かりが劇的に解消された。compcacheは切ってある。
 ただし、時たま動作が物凄く鈍くなり、ほぼハングアップしたように見える時がある。恐らく、swapされていたシステムファイルの再呼び出しにコストがかかるのだろう。しかし、頻発する現象ではないし、ホームでの滑らかな動作は代えがたいので、この状態で使うことにした。
 なんか、無理矢理に延命し続けている観はあるが、HT-03Aでもまだまだ戦えると思うのだ。もう戦わんけど*1


Add Comments


____