Strange Days
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超望遠域をどう料理するか
2011年02月07日(月曜日) 23時06分
デジタルカメラ
天気:晴れ(霞多し)
日曜日に、境川で翡翠と戯れて、超望遠レンズが欲しくなった。
しかし、500mmくらいのレンズは高い。シグマ、タムロンからは150~500mm程度の8~9万円弱で手ぶれ防止までついたモデルが出ているが、使用頻度を考えると躊躇する。18-200とこのクラスと2本で、ほぼなんでも撮れるというのは魅力ではあるが。
安くとなると、KENKOから出ているどこぞのOEMと思しきミラーレンズも視界に入ってくる。500mm/F6.3のモデルでも2万円強。まあ手を出せそうだ。しかし、AFできないのはともかく、露出までとマニュアルとなると、これは遭遇戦では厳しそうだ。
しかし、なにも専用レンズに拘ることはあるまい。世の中にはデジスコという手もある。これは普通の天体望遠鏡やネイチャースコープとカメラを組み合わせる手法だ。幸い、愛用のBORG100EDに関しては、数多くのデジスコ用パーツが出ている。しかし、さすがにこのクラスの望遠鏡を持ち運ぶのは躊躇する。振り回すのも大変だし、そもそも三脚にしっかりしたものが必要になる。つまり、重い。自転車で移動することを考えると、これはつらい。
しかし、レンズ一本に9万出すなら、と思って、Powershot SX30の価格を調べたら、4万円を切っている。しかもアマゾン。これはヤバイ、ってか決まりか。だって、24mm相当から実に840mm相当までカバーできて、手ぶれ防止が強力に効いて、しかもオールインワンだ。旅行用にも持ち出せる。よし、と、カートに入れて、清算ボタンを押しかけた。
が、最後の最後に、ふと思いついたことがある。望遠で有利なフォーサーズ系なら、超望遠域でも軽く出来るのでは。
そう思って調べたら、オリンパスから55-300という設定のレンズが出ている。しかも34k\弱で。評判も悪くない。これなら、35mm換算だと600mmまでだ。ボディをオリンパスのE-PL2として、パンケーキセットだと80k\強。これに出来の良さそうな外付けEVF、VF-221k\を組み合わせるとすると、締めて140k\程度か。うむ、悪くない。悪くないぞ。なんといっても、軽いのがいい。PL2用に広域ズームが欲しくなったら、同じくオリンパスの14-150が待っている。28-300mm相当で、300g弱と、APS-C機では考えられないくらい軽い。
いずれ、キヤノンもニコンもミラーレスを出すだろうから、既に熟成が進んでいるマイクロフォーサーズに走る好機ではなかろうか。なにせ、14-150と組み合わせても、Powershot SX30と変わらない重さだから。
というわけで、大間からマグロ釣りに出かけたのに、気がついたらコモロ諸島でシーラカンスを追いかけていたような話だった。
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