Strange Days

しまなみ縦走2011 初日

2011年03月19日(土曜日) 23時55分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:よかったさ

 さて、しまなみ縦走2011の初日は、去年と同じく大久野島に宿をとる。去年、最終フェリーに間に合わせるため、後半はものすごい駆け足になってしまった。その反省を盛り込み、余裕のある行程を組んだつもりだったのだが……。


 朝は9:00に尾道駅に集合。咲夜合流した女性二人、Y女史とK女史と、そして途中で合流するお馴染み長岡氏とこば氏、そして僕で走ることになる。両女史はBikeFridayのTikitを納車されて初めてのロングライドらしい。あまり余裕こいちゃおられないな。
 そこで、去年時間を食った向島の山登りは止め、その後もまあ間引きながら走るつもりだった。なるべく早く、14:00くらいには大久野島行のフェリーに乗りたいなあ。しかし、そんな見込みは、甘いこと甘いこと。
 まずフェリーで向島にわたり、後藤鉱泉を目指す。例によってミルクセーキを。そして兼吉のバス停を目指す途中で、ちょっと地元のパン屋に立ち寄った。たこ焼きパンだって。中にたこ焼きが入っている。ジャンクだ。
 さて、因島大橋を渡ろうではないか。昨日、思ったより酷使した足を気遣いながら駆け上がって、さて渡ろうと思い、ふとスタンプ用紙に目をやった。これはしまなみ縦走のために、尾道駅前でゲットしておいたものだ。それを見ると、あら最初のスタンプポイントは、この真下だわ(汗)。かくして、アホな隊長のせいで、一行はもう一度橋を駆け上るハメに。すいません。
 とにかく、下った公園でスタンプをゲットし、またヒィヒィ言いながら登り返した。
 因島大橋の料金所は、因島側にある。そこにサイクリングチケットを払う。今年もしまなみサイクリングクーポンをやってくれたのでお得だ。
 さて、ここにも寄りたいところがある。何年か前、秋のしまなみの時に、食事をしたレストラン海峡。その跡地に、なんとはっさく大福の店が入ったと聞いていた。確かにはっさく大福の店が、そっくり移ってきていた。各々、はっさく大福を買い求める。いつ食べても謎の味だなあ。
 さて、その店の前でちょっとした出会いが。Tikit隊の一台は、なんとなくチェレステっぽい新色を使っているのだが、なんと同色のポケロケがいたのだ。うん、いい色だな。
 さらに次のチェックポイント、因島フラワーセンターに。八朔をまるごともらうが、食べきれないのでバッグのネットに入れた。なにやらTV撮影をしていた。
 さて、ここまでで意外に時間を費やしている。14:00は無理で、15:00もどうかな。しかし16:00は最終だ。まあ間に合うだろうとタカをくくっていた。
 生口島に上陸する。ここで飯にしたい。しま一に入ってみたが、注文を取りに来てくれない。ちょうど昼時第一波が過ぎて、洗い物でてんてこ舞いらしい。やむなく、こば氏のおすすめ通りに、万作に入った。こっちは余裕。余裕のあまり、ご禁制のこんな物まで。食事の方はじゃこのかき揚げ丼を。
 時間が気になりまくっていたが、これは外せないだろうドルチェ。僕はアイスぜんざいに。
 なにかに急かされるようにして*1、先を急ぐ。多々羅しまなみ大橋を渡った頃には、もう間に合わないかもと思い始めた。なにが時間を食ったというわけじゃなくて、すべてがまんべんなく時間を食ってしまったのだ。大幅な見積もりミスだ。
 橋を降り、北上してゆく。しかし全体の速度が上がらない。ついに、このままでは間に合わないと判断した。次善の策は、とにかく自分だけでも早く行って、船を止めておく! 突っ走り、フェリー乗り場についたのが定刻の5分前。一緒についてきたY女史ともども、なにか大芝居を売って引き止めねばと思っていたが、船の到着の方が遅れた結果、なんなく全員が無事に乗り込めた。いやあ、汗かいたよ、熱いのも冷たいのも。
 無事に大久野島に渡った。が、早く渡ろうと考えていた理由、大久野島資料館はすでに閉館だった。いやん。
 しかし、うさぎ島なのである。うさぎ共としばし交歓するいい大人の一行であった。
 外れの方にある工事中区画で、こば氏が子うさぎを発見した。こいつらは臆病なので、撮影に苦労した。
 そうこうするうちに、日が暮れてきた。夕日タイムだ。瀬戸内に沈む夕日は、多島美を大いに引き立ててくれる。小ウサギたちにも心惹かれるが、今日のところはホテルに引き上げよう。
 ここの夕食はバイキングなのだが、なかなか充実している。好評だった。食後は去年も楽しんだ海ホタルの観察会。ケミカル系の気持ち悪い光り方を、Lumix GH2は再現できているだろうか。
 今日最後の激走が効いたのか、夕食後は早々に沈没した我輩だった。

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