Strange Days

TV視聴環境再構築

2011年07月16日(土曜日) 21時55分 コンピュータ 天気:嫌味なほどに晴れ

 長らく、TV視聴と録画には、珍機PSXと富士通ゼネラルの42インチプラズマディスプレイの組み合わせで運用してきた。アナログ波の世界なら、何ら問題はない、非常に便利な組み合わせだった。
 しかし、地上アナログが停波するのは目前だ。我が集合住宅は、難視聴地域対策とやらで、ケーブルTVでの送波を受けているのだが、地上アナログに関してはやはり停波されるだろう。そうなると、併用していた、DT-H55U2Wを使った地上デジタル環境を主用にせざるを得ない。
 この地上デジタル視聴環境が併用にとどまっていたのは、使い勝手に難があったからだ。まず、当初はWHS機にその役割を持たせようと考えていたのだが、旧WHSで使えるグラフィックドライバがCOPPに対応しておらず、COPP対応必須の地上デジタルチューナーを使えなかったのだ。その結果、Windows XP*1なクライアント機に構築せざるを得なかった。その際、録画ファイルそのものはWHS機に残すようにしたのだが、リモートドライブにファイルを置くと、DLNA配信できないなどの制限が生じることが後に判明し、しかし今更再構築も無いよとばかりに、そのまま使い勝手の悪さを承知で使い続けていた。
 もう1点、このDT-H55U2W付属の視聴ソフトの使い勝手が悪い。録画番組の再生開始までに、20秒くらい時間を要し、しかもファイルキャッシュをがっぽり使うのか、Windowsのシステムキャッシュが馬鹿みたいに激増するのだ。おかげで、重いアプリを併用などしたら、ハングアップしたのかと思うくらい重くなるのだ。これらの点に我慢できなくて、PSXと併用という形で、どうしても高画質で見たい番組だけに使っていたのだ。
 しかし、もうPSXでの視聴は不可能になるのだろうから、改めてDT-H55U2W中心にせざるを得ない。システムの構成を大幅に見直した。ちょうど、WHS機の再構築もやったことだし。
 まず、試しにDT-H55U2Wを、WHS2011機につないでみた。すると、問題なく視聴、録画できることが判明。グラフィックドライバがCOPPに対応してくれているようだ。これでWHS単独で使えることがわかった。
 そこで、ちょっと前にクライアント機を構築した際に入れた、2TBのHDDを、WHS2011機に移動し、そこに録画することにした。これでWHS2011機は、システムに1TB、ファイルサーバに2TB、録画用に2TBという構成になる。逆にクライアント機は、システムに40GB、アプリ用に64GBの、それぞれSSDだけのすっきりした構成になる。
 いい機会なので、クライアント機もシステムに64GB、アプリに40GBと入れ替えることにする。発熱するHDDが無くなるので、夏も安心だ。逆にWHS2011機は心配だな。こっちはテレビ録画のために常時通電で使うつもりだから。しかし、去年の実績から言うと、まあ何とかもつのではなかろうか。
 しかし、DT-H55U2W付属視聴ソフトが使い勝手よろしく無いという点を、これでは解決できない。そこで、評判のいいPS3+Torneの用意し、こちらでも視聴できるようにしよう。なんだか、PSXの代わりにPS3を入れただけな気もしないでもないが、とりあえず運用してみてから、また考えよう。


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