Strange Days

Nikon 1

2011年09月22日(木曜日) 21時02分 デジタルカメラ 天気:くもり

 昨日は嵐のさなか、幾つかの重要な発表があった。中でも、ニコンによるミラーレス一眼の発表は、要注目だ。
 事前の噂通り、撮像素子がペンタQ並*1のCXフォーマットに、ニコン1マウントと言う新しい小口径マウントを組み合わせてきた。レンズは沈胴式ばかりで、どうやらコンパクト性を最大限に打ち出すつもりと見た。
 悩ましいな。ついこの間、ペンタのQをためつすがめつ眺めたのだが、衝撃的な小ささだった。まさにトイカメラ並。しかも、写りは悪く無いというもっぱらの評判だ。
 それに対し、Nikon 1はサイズがやや大きく、フォーサーズ勢には少し勝てますという程度。やはり、ニコンはむりやりに小さくすることはなかったようだ。第1世代なので無理しなかったのか。
 物欲は、ペンタのQに向いている。が、ニコ1*2は、Fマウントレンズを付けられるアダプターが出るというのがポイント。手持ちのレンズを使うことが出来るのだ。Fマウント対1マウントのF比が2.7なので、広角性能はすっぱり無くなるが、逆に望遠に嬉しい。例えば、Fマウントの100~300mmをつけると、270~810mmという超望遠システムが組み上がる。本体は超軽量だ。そして、たぶんケラれることもないだろう。そう考えると、このカメラは、少しでも荷物を軽くしたい、鳥撮りの方々に売れるポテンシャルがあるんじゃあるまいか。まあ、鳥撮りの爺様方は金持ちなので、こんな姑息なものは使わないと思うが。
 ちょっと、いや、非常に気になるカメラである。


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