Strange Days

半休取って藤沢周りで帰る

2011年10月14日(金曜日) 19時47分 暮らし , , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:まあ晴れた

 いつもの時間に出社。しかし、雰囲気が違っている。あれほど多量に飛び交っていたメールが、今朝はごく少ない。これが平常だったんだなと思いだした。少ないんじゃなくて、昨日までが異常に多かったのだ。
 粛々と残務整理しつつ、昨日のリッチー博士の訃報を思い起こした。ちょっとジョブズのそれとは深さが違う。いかに見た目が華やかであっても、ジョブズの場合はその創造物たちともども完全に無視しても構わない程度のものだった。しかし、リッチー博士の関わったC言語にUNIX、そしてなによりもUNIX文化というものは、俺の人生に時に楽しく、時に腹立たしく関わってきたのだ。それらがなければ、おそらくは俺が一番コンピュータというものを楽しんでいた、’90年代初頭のアナーキーなコンピュータワールドそのものが、その形を大きく変え、あるいはそもそも成り立たなかったかもしれない。ウォズニックがAppleIIを作らなければ、PCも無かったかもしれないけど。
 さて、多少の擦った揉んだはあったが、半休取って昼に帰ることにする。こんな時間に帰るなんて久しぶりなので、藤沢周りで帰ることにしよう。
 ちょっと南風があって、向かい風に少し疲労しつつ藤沢に向かい、東海道線踏切直前から北上する。ちょうど昼時を過ぎた辺り。お腹が空いていたので、以前から気になっていた店に入った。藤沢橋に向かう裏道と、境川との間にあるとんかつ屋だ。なぜこんな所に、という場所にある。
 入ると、意外に広い厨房では、料理人が3人も屯している。何してるのかと思えば、どうやら仕出し用らしい弁当を量産しているところ。思うに、仕出し屋兼用のとんかつ屋らしい。出されたとんかつは、まあ及第点で美味しかった。感動はないが、実に安定したプロの料理という雰囲気を漂わせていた。
 さらに境川を北上してゆく。風が気持ちいい。今日は暖かだ。珍しく、早めの帰宅となった。残念ながら、既に定時には真っ暗な時期なので、会社の帰りに明るい境川を走るなんて、来春までのお預けだろう。


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