Strange Days

IS01も(さらに)未来へ

2012年02月28日(火曜日) 23時44分 デジタルギミック 天気:くもり

 この勢いでビッグウェーブに!(なに)
 DefyのCM7.1化に気を良くして、さらにIS01にも手を掛けた。以前からFroyo、あるいはGinger Bread化の話は耳にしていたが、改めて調べると文鎮化リスクの低い、1.6/2.2のデュアルブート化が確立されているようだ。この手で試してみた。
 まず気まぐれLinuxの記事を読んで、system-110927.tar.gzを入手。別記事を読んでfroyo_bootv3.imgも入手する。これらの導入法も、先の記事の通り。
 まずrootを取っていることが前提。僕はベースバンド09の時に奪取して、その後アップデートしていなかったので問題はない。
 先の2ファイルを、micro SDの適当な場所にコピーしておく。
 ターミナルを開いて(無ければ適当なものをインストール)、su。"mkdir /data/cm4is01”でワークディレクトリを作る。ここにsystem-110927.tar.gzを展開する。gunzipの出力をtarにパイプしようとして'|'のIS01での入力法が分からなかったので、gunzipの出力をファイルに吐き、それをtarで展開した。そして、このワークディレクトリ内に出来た”system-0927”を"system"にリネームしておく。後にFroyoが起動されるとき、このディレクトリが/systemにマウントされるので、1.6用の現行/systemをいじる必要はない、安全なやり方だ。
 さらに"mkdir data cache"でワーキングディレクトリも作っておく。
 次にブートイメージを内蔵ROMに焼く。"flash_image recovery_wr /sdcard/froyo_bootv3.img"を実行する。IS01のOSは、通常領域の他にリカバリ領域にもあり、なんらかのトラブルで通常領域が使用不能になってもリカバリ領域から立ち上げることが可能だ。このリカバリ領域にFroyoを構築することで、1.6と併用できるようになるわけだ。
 そのあと、"sync"を何度か打つのがお勧めらしい。イマドキのLinuxに必要か不明だが、まあ3回くらい打っておくか。そしてリカバリ領域からリブートさせるために"reboot recovery"を入力。システムがリブートされ、今度はFroyoで起動された。起動後にsetup wizardを選択すると、やがてランチャー画面が表示される。最後に、またターミナルから"su"して、"fix_permissions"を実行する。これで使用可能になった。楽ちん。数知れない人柱たちと、これをまとめてくれた方々に感謝だ。
 もう一度リブート後、マーケットを覗くと、Flash11などが使用可能になっている。1.6でもかなり戦えたが、やはり2系以降の対応というアプリが多かったので、これは助かる。
 この状態で、普通に再起動すると1.6が、再起動時に"リカバリ"を選ぶと2.2が起動される。例えばワンセグアプリは1.6系じゃないと使えないので、必要なら切り替えればいいわけだ。3Gも使えないが、そもそも3Gは封印しているので問題なし。Bluetoothも、こいつの任務を考えるに不要。
 今のところ、カメラアプリがやや不安定だが、その他はかなり安定している。IS01でも、後2年くらいは戦えそうだ。Androidは、本当になんでもありだな。


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