Strange Days

Pinarello FP Quattro 2011にEaston EA90 slxをインストール

2012年06月03日(日曜日) 22時57分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) 天気:くもり時々晴れ

 今日もいまいちな天気。なんだか意気が揚がらない。疲労が抜けないのだよなあ。
 とりあえず起きだし、去年買ってから、実質乗りっぱなしだったピナレロくんの手入れをする。クランクまで抜いて、チェーンとギア類を洗浄する。まだまだ新しいぞ。
 さて、土曜日に届いていたブツを装着しよう。軽量万能ホイールとして名高い、EASTONのEA90 Slxだ。右のCampagnoloのKamsin*1とモチーフが似ているので、印象は似ている。しかし、手に持つと笑えるくらいの重量差。カムシン、1.85kg弱。EA90 Slxは1.4kg弱。ざっとペットボトル1本強違う。カムシンも別に悪くなかったのだが、ピナレロくんが走行重量で8kgにとどまっている主因がこいつなので、なんとなく我慢できず交換した。後はハンドルとシートピラーに手を入れたら、7kg台半ばに行くだろう。まあ、そこまでやるかは気に入った色とデザインのパーツが見つかるかどうかだな。
 装着したら、試送。走り出しの軽さは驚くほど。これは小径車並だ。いや、マジで。上り坂も軽々と登って行ける。この辺はホイール重量がモロに響く点なので、当然。とはいえ、前後200gづつも違うと、変化の大きさに驚く。
 一方で、コーナリング時の安定性が、なんとなく低下したように感じる。挙動不審というわけではないが、なんとなく腰が座ってない。カムシンはスーッと、思い描いた通りのラインを辿れるのだが。
 軽さがマイナスになりそうな平地巡航だが、これは良くも悪くもない。強い向かい風だったら、どうなったろうか。
 全体的に、カムシンが平地番長なのに対し、EA90は万能。坂が怖くなくなる……はず。本当はヤビツにでもよじ登らなければ分からんだろうが。
 境川では、紫陽花を楽しみながらうろつく。花というものは咲き揃った時期もいいのだが、咲きはじめの清々しさも捨てがたい。
 EA90を履かせたピナレロくん。ホイールデザインが似ているので、印象に変化は少ない。文字を拾わない限り、変えたとは気づかれないくらいだ。
 今日は夕日を望めないかと思いきや、雲が切れて顔を出してくれた。鉄塔を入れて、印象的な夕陽を撮る。さらに湘南台に掛かった辺りで、まるでビームのように伸びる残光を目撃する。なにか禍々しいものが出てきそうだ。
 帰宅後、Bromptonのパンク修理をする。前輪のSunrimsのリムは、タイヤを脱着するのにかなりの苦労を伴う。ビードをセンターに落とし、遊びを極限まで減らしても、なおもビードが全周の1/6程も残るくらいだ。今日もタイヤレバー3本を駆使し、強引に脱着せざるを得なかった。パンク箇所を見ると、案の定ビードが露出してチューブに擦過傷をつけた結果のものだった。とりあえず、ガムテープで応急処置。万能だな、ガムテープ。
 しかし、サンのリムはシックで美しいのだが、これをツーリングに使う自信がない。パンク一発で気力激減だし、最悪は修理不能ということも考えられる。リムだけ替えるか。シングルウォールの純正リムに戻す気はないので、未処置の後輪側と合わせて、A-Class辺りに変えたい。
 まあ交換に出すのは簡単だろうが、考えどころはこの梅雨時ほどにBromptonが働ける時期はないってことだな。


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