Strange Days

CP+2013に行ってきた

2013年02月02日(土曜日) 21時16分 レジャー 天気:快晴

 今年もCP+に行ってきた。
 事前登録時の登録情報を印刷してから、昼を過ぎたみなとみらいへと向かう。相変わらず高いビルだ。
 会場に入ると、随分な人出だ。意外に目立つのがアベックだが、なんでだろう。カメラ女子が男を連行してきたのか、逆なのか。それともカメラ組が多いのか。
 まず目が行くのは、カメラメーカーが構える巨大なブースだが、中小のブースに点在する天体関係物件が目を引く。これはKenkoブースにあった大口径のドブソニアン。欲しいことは欲しいけど、こんだけでかいと持ち出すことも少ないだろう。
 トミーテックのブースでボーグシリーズをチラ見。おや、100mm系も76mm系も絶滅したようだな。代わりに71mmと89mmという新しい系列に移っている。
 さて、各社ブースを回る。ニコン。ニッコールなレンズ勢揃いというディスプレイだ。かつて発売されていた超弩級望遠ズーム、1200-1700。まさに殺人可能。
 ニコンブースではD600を矯めつ眇めつ。ファインダーが見やすいな。D90で感じる様々なストレスが少ない。やはり4世代くらい新たしいので、大幅に進化している。
 キヤノンブースではあまり目につくものはない。EOS Mはキヤノンらしく堅実なセグメントで攻めてきた印象だが、風評の通りAF周りが迷うことが多いように感じた。まだレンズラインナップも少ないし、基本は待ちだな。
 パナソニック。GH3を手に取ったが、肝心要のEVFが微妙に見づらい。精細度が上がったせいなのかどうなのか、中央にだけピントが合っていて、周りがボケる感じなのだ。これはダメだと思った。が、MFで使う際には、高精細度が生きて、EVF勢ではピカイチとも思えるピントの出しやすさを感じた。これは、レフ機に迫っている。
 オリンパス。OM-Dは手に取ると、その動作感や質感が皮膚を通じて訴えかけてくるものがある。しかし、わざわざペンタ部を厳つくしてみせたデザインが苦手。これが無いならなあ。我がTG-1の後継機、TG-2もあったので、とりあえず手にしてみた。TG-1のダメポイント、起動直後の操作不能タイムが解消されている。畜生。でも、ズーム速度は微増という程度だ。これは、メカトロに手を入れなければならないので、簡単には解消できなかったのかも。
 フジイメージングのブースでは、ここが注力中のネオ一眼を試す。FinePix HS50のフォーカスは確かに爆速だ。しかし、EVFが92万画素なので、GH2に較べると物足りない。
 御苗場も見るつもりだったが、人が多すぎて回りきれなかった。写真を沢山飾りたいんだろうが、その結果通路が狭くて、すれ違うのも難しいくらいになっていた。
 最後に、トミーテックブースの真裏でやっていた、星景写真専門の写真家によるポラリエ講座を見る。といってもポラリエは話のツマに近くて、最後の方でちょろっと取り上げられたくらいだった。しかし話が面白く、ついつい最後まで聞く。ポラリエも、実用では荷重5kgくらいまでなら問題ないとか。恐恐とD90+35mmくらいで使っていたが、それならカメラ2台+望遠でもいけるんじゃ無いか。
 外に出ると、ちょうど夕陽がビル群の向こうで燃えているところだった。流石に催事が催事故に、カメラを向ける人は多かった。大観覧車も、夕闇に沈む寸前の輝きを見せている。
 関内に出たかったので、歩いて行った。途中見かけた『どうしてこうなった?』な場所。これらのイライラ棒はちゃんと設置されているので、後で使いまわすにも引きぬくのが面倒なんじゃないかしら。
 関内の勝烈庵でロースカツとビールを食らって帰宅。


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