昨日は結構充実したサイクリングだった。今日は伯方島の開山公園に上りたいのだが、どうなることだろうか。
良き朝だ。朝食の生干しの炙り焼きがおいしくて、はまりそうだ。
宿を後にし、まずは港方面に向かう。茶梅は、
参道に沿って並ぶ商店街の一角にあるのだが、なにせ人の流れがフェリーで港~参道~神社ではなく、車で道の駅~神社となってしまったので、急速に寂れている。古い風情の名残が感じられるのだが。道の駅は、むしろ港方面に作るべきだったのかもしれない。
港は、内海のさらに入り江と言うこともあって、風の無さも相まって、まるで湖のように静かだ。
道の駅方面にとって返す。途中の公園に
奇妙なオブジェを見いだす。水琴窟を下に埋けてあるんだとか。確かに、澄んだ音が聞こえてくる。
大山祇神社には、まだ団体バスに荒らされてない、早い時刻に到着。
神社の巨木は、どこでも見ものだ。
参拝を済ませ、裏手をうろついていたら、気になる看板を発見。『生樹の御門』だとか。案内板を頼りに、神社裏手の傾斜を少し辿ると、確かに門のように二手に割れた、
巨木を発見した。確かに門だ。
奥の院は、おそらくは神仏習合時代のものだと思われる、阿弥陀三尊を祀る小堂だった。境内は日当たりよく、桜が咲き始めている。いい雰囲気だ。
道の駅に取って返すと、恐ろしいタイミングでなんと、いいづか氏が登場。
トレンクルでだ。もう一台は別の人のもの。さらに続いてお久しぶりな平野女史ともうお一方が現れる。我々の組に参加する気はあったのだが、旅の手段がパック旅行だったので別口になったという。
我々は先を急ぐ。と、その前に。昨日、少しだけ立ち寄った、教善寺に再び立ち寄り、見事な枝垂れ桜を愛でる。陽気に誘われた
ミツバチが、わんわん飛んでいる。その仕事を邪魔しないように、V2で矯めつ眇めつ、
写真に収めた。
さて東へと超え、幹線を逸れて家並みに足を踏み入れると、まずは山桜か河津桜か知らんが、
既に咲きそろった並木が迎えてくれた。
住宅地の中にある
ボッコ製菓の工場にお邪魔し、どら焼き等を買い求めてから、
多々羅しまなみ公園で恒例の写真撮影。
公園から、次の大三島橋に抜ける途中の瀬戸地区に、気になる店があったので立ち寄ることにした。リモーネという柑橘リキュールを扱う店で、外観は普通の民家と思って見過ごしそうな感じだ。
中はこう。店の人は、横浜方面からIターンしてきたのだそうな。
大三島橋を渡り、とりあえず道の駅で食事にする。ちょうど2Fの不定期運行レストランが開いていたので、
今日のメニューを頂く。ネギの肉巻きは爽やかで満足感もある。
ここで、土産物屋さんの人に荷物を預かってもらい、北に引き返した開山公園を目指した。幹線を逸れてみると、
造船所の間近まで出られる。
開山公園へとヘコヘコ登る。高所にあることもあり、
大三島橋や
多々羅しまなみ大橋を、いつもと違う一から眺めることが出来る。意外に広い公園で、そこここの展望台からの眺めが良い。
大島大橋を渡る頃には、結構時間が押していた。大島をビャっと超え、最後の
来島海峡大橋も急いで超えた。今日は風の無いおかげで、去年や今年の正月のような目には、遭わないで済んだ。
サンライズ糸山で
最後のスタンプを得たのは、タイムアップ5分前の事だった。今年もギリギリだったが、大山祇神社の奥の院、開山公園と、今まで行ったことのなかった場所に行けたので、満足だ。
宿は
橋を超えた反対側の、大潮荘。しかし、なにかの異変があったのか、サービス、料理の質が変わった気がした。ちょっと心配だね。