Strange Days

春のしまなみ縦走2013最終日

2013年03月25日(月曜日) 23時20分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , 天気:黄砂凄いな晴れ

 今日は松山空港から帰るだけですわね。しかし、どうせなら少しは松山を楽しみたい。


 窓からの眺めは相変わらず最高なのだが、今回どこか行き届いてない感覚があった大潮荘。例えば料理を出すタイミングを見計らうのではなく、こちらの構いなく固めて持ってきたり、数組しか居ないのに席を固めてしまったり*1、なんだか以前に比べて目線が客に届いてない感じがするのだ。こば氏ははっきりと、何かがおかしいと曰われておったが、たしかにそう感じた。気のせいならばいいのだが。
 さて、朝は今治駅まで走り、特急で松山に向かう。松山では、観光案内所で歴史めぐりのパンフをゲットし、それに沿って走ることにした。
 まずは良く知る子規堂。今日は前回入ったのと、先を急ぎたかったので、入堂は無し。
 さてこのパンフレット、松山ゆかりの人物の足跡を辿ろうという趣旨なのだが、その”足跡”がクセモノだった。例えば子規やその叔母の住宅跡はこの有様で、こんな場所にあったら離れて眺めてふうんと思うしか無い。高浜虚子の住宅跡に至っては、かつてあったらしい碑も消え失せ、こんな駐車場の一角に立つ看板一枚にすぎない。これでなにかしみじみとした詩情を覚えるとすれば、その人は根っからの詩人に違いない。ま、お寺の一角に咲く見事な桜を拝めたので、良しとするが。
 坊ちゃん電車と行き合いながら市街地の中心、松山城に程近い美術館を目指した。途中で見かけた、堀に浮かぶような桜が見事だ。
 美術館を目指したのは、この手塚治虫展を見たかったからだ。ところが、ここは月曜閉館で、なんと今日がそれに該当している。無念だ。
 無念のあまり、近所のうなぎ屋で鰻丼をむさぼり食った。
 食後は、ここは当然外せない道後温泉本館で入湯。道後温泉祭りの類でもあったようで、提灯が連なっている。
 風呂の後はビール。ずっと気になっていた道後麦酒館に突入。真昼間から酒を喰らう、ダメな大人になってしまった。
 バスで空港に向かい、機上の人となる。21:00には帰り着いた。今回は身軽な二人旅だったので色々見て回れたな。

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