新しいレンズを買ったことだし、試写に出かけたいな。しかし、いつもの様に境川というのは、いささか味気ない。
ってなわけで、季節の花として思いついた、ツツジの名所を調べた。何カ所かあるが、厚木の奥まった公園が凄そう。12k本ものツツジが植わっているそうな。そしてちょうど、某かの催しをやっているようだ。
そこまでのルートを調べ、荷物と夜戦の考慮から、MR-4で向かうことにした。
目的地の厚木市上古沢緑地へとは、近所を通る長後街道を走り、戸沢橋を渡ったところでR129に、東名の辺りで多摩川という川沿いに出れば、後は上ってゆくだけでゆけそうだ。
長後街道を走ってゆく。用田神社、目久尻川にかかる用田橋辺りでの接続に多少の注意が必要だったが、予めGoogle Street Viewで目星をつけておいたので、問題もなく戸沢橋に抜けられた。ただ、その手前の門沢橋の高架が自転車通行禁止なので、渡れる地点を求めて側道に回らねばならなかった。
戸沢橋を渡った戸田の交差点で、R129に乗り換え、東名のICと本線に当たる辺りで、適当に玉川沿いに乗り換えた。この先、本格的な上りが始まるまでは、極めて牧歌的な風景だ。鳥撮りのおっさんたちも見かけた。
小町緑地を過ぎたあたりから、傾斜が強まり、その先は本格的なヒルクライムだ。といっても、標高差は80m程度。坂スペシャルのMR-4Rなら、ミドルギアでさっさと乗り切れてしまう。
さて、
上古沢緑地は、まるでつつじに特化したような公園だ。確かに、公園は一面の躑躅に覆われている。だが、その多くは終わっているように見えた。
公園では
催しの真っ最中で、出店のほか、骨董市も開かれていた。その足元で、
気持ち良さそうに寝る犬。
動物ふれあいなんちゃらという催事もあり、
ポニー、羊、山羊、うさぎが、子どもたちの猛攻を耐え忍んでいた。
残念なのは、大体の花が終わっていたこと。萎れてしまった花が多いので、写真にとっても綺麗なものではない。
目立つ樹が結構咲いていたので、ちょっと引いて撮る。
引き上げるかなあ、と思いつつ、先ほどの園内案内図を眺めていたら、思ったより広いことに気づいた。まだ半分以上ある。南東側は池を囲んだ低地になっているのだ。そっちに顔を出すと、
こっちは全然咲いてる!
白い、
リュウキュウツツジという木も、一面に咲き誇っている。よしよし、撮り甲斐があるぞ。
しばしD7100を働かせ、満足した所で、
MR-4Rに戻り、帰路についた。
そのまま帰るのももったいないので、境川に出た。遊水地公園の鷺舞橋の上に向かい、橋上から足元の湿地を見ていると、
見慣れない方がいる。かえって調べた所では、どうもコチドリという鳥らしい。春を告げる鳥だと。おなじみの
田鴫、遠くて暗かったので写せなかったが雉もうろついていた。
しかし、この
境川遊水地公園、改めて見るといい環境だな。250mmの写角を見るために、最大望遠で
元エンパイアホテルを撮ってみる。これくらい拡大できるなら、望遠鏡の代わりに使えるくらいだ。
早く帰りたかったので、夕日を見ないで帰宅したが、ちょうど自宅前で
夕焼けに遭遇した。
さて、また1周間が始まる。
そうそう、
今日のトリップを公開しておく。