Strange Days

新しい腕時計とアマゾン空配計画

2013年12月02日(月曜日) 23時13分 暮らし , 思考 , デジタルギミック , モノ 天気:晴れ

 新しい腕時計を使い始めた。この2回ほどは、アマゾンで見繕った\1000前後の安いものを使ってきた。所詮消耗品だし、という思いもある。しかし、この価格帯だと、金属バンドのものは無くて、ラバーバンドか、安い革製のものになる。そうすると、1年ほどでバンドが傷んでしまい、交換したくなるのだ。今回も、前使用機の革バンドが痛み始めたので、買い替えたのだ。
 バンドだけ換えたいのだが、バンドの値段が大体\1000円前後。つまり、新品一式と変わらないという馬鹿げた状態なのだ。なので、いっそのことと、全新品に変えてしまうのだ。しかし、まだ使えるものを捨てるのは、心の何処かに罪悪感が残ることになって、些か精神的によろしくない。
 ので、今回はなんと高価\6000の、金属バンド式のアナログ/デジタル表示ハイブリッド式のものを購入した。これで電波補正式だというのだから恐れ入る。
 そんな風に、アマゾンでの買い物に耽溺しているところに、米アマゾンから驚愕のニュースが。なんと、空輸サービスを始めるつもりがあるのだとか。その名もAmazon Prime Air。こりゃまた、文字通りの飛び道具だね。
 この計画で使えるような極小無人機は、ペイロード、飛距離ともたかが知れてるので、書類を半径せいぜい10kmまで運ぶのが関の山だろう。でも、その10km圏に、大都市の都心部がすっぽり入ってしまう。10kmというのは、丸の内から、杉並区辺りまで入ってしまう。日本でも最も経済活動の活発なエリアが入る。それを、おそらくはただ一つのハブ局で管制できる。
 現状、クロネコ辺りが町中に置いている末端局の密度は、正確にはわからないけれど、都心部ではkm単位であるはず。それらが中間局、ハブ局と、ツリー状につながっているのではないかと想像する*1。それらの間の荷物の移動はもとより、管理上も複雑化しているはずだ。それらを、空輸化でハブ局一つに絞ってしまえれば、物流網が単純化される。これは、物流屋さんとすれば、放っておけない解なんじゃなかろうか。
 とはいえ、国内で空輸が気軽に利用される日は遠い気がするし、海外では海外で、都市圏が離れすぎていて、結局都市圏単独のカバーにしか使えそうにないという難は残るのだろう。
 妄想の膨らむ新サービスではある。こういうものが出てくるのだから、長生きせねばと思うのよ。


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