朝一、むくりと起き上がり、地下鉄に。羽田へと急ぐ。自転車を含む大荷物を別送してあるので、行動が楽だ。
羽田は、セキュリティチェックの列がえらい延びていたが、難なく通過。広島行の便は、少し遅れて飛んだものの、ほぼ予定時刻に到着した。広島空港は高所にあり、結構寒い。
リムジンバスで、呉に向かう。実家に寄る前に、モリスに寄っておきたいのだが、早すぎる。なので、バスを降りてから、呉の市街地をぶらついた。
呉市庁舎を見ておこうと思った。確か、板倉準三の作品だったよな。行ってみると、なんとなく寂しい感じで、しかも規模の大きな工事が進行している感じ。後で調べて、実は市庁舎と市民会館は、いずれも近年の耐震基準を満たせず、特に市民会館はモダンな外形と裏腹に使い勝手が悪いので、取り壊しと建て替えが進行していることを知った。外をうろつくだけで満足してしまったが、入っておくべきだった。
この噴水も、ずいぶん長く前からあった。
蔵本通りをテクテク。ここには、夜には屋台が並ぶのだが、こんな風に
ガス水道が備え付けになっているのが面白い。
いい時間になったので、
モリスに。やはり、先代おやじの不調時の味に近いな。
それから実家に。実家の片付けをしようと、広島の次兄らと申し合わせて帰宅したのだが、案外に片付いている。母が相当頑張って片付けたようだ。ならばと、急遽墓参りに変わる。叔父叔母夫婦も亡くなり、墓場の住民が増えている。
墓参り後、大昔に乳が健在だった頃によく寄っていた、ゴルフ練習場付属のレストランに立ち寄った。昔は熱い鉄板を使った焼き肉があって、大層美味かったのだが、もうメニューにはないようだ。
駅まで送ってもらい、呉線経由で尾道に。まずはホテルにチェックインし、ポケロケを組む。無事に組めた。リアキャリアを組んで、サイドバッグを載せる。トラベルケースは、このまま自宅に送り返す。最終日は、一足先にサイドバッグ1にリアキャリアをバラして入れ、宅配便に預けるつもり。もう一つのサイドバッグは、OrtliebのVarioなので、背負える。
ホテルの目の前には、しまなみ交流館があるのだが、
その横の交番の取って付けぶりが凄い。
日が暮れた頃、先行しているはずのこば氏らと落ち合う。対岸の向島の造船所が、
ライトアップしている。
落ち合う店は、たまがんぞう。入ってみると、小十郎氏が既に居た。こば氏らも追って来店。明日合流予定の長岡氏以外の6名が集まった。たまがんぞうで料理を褒めたら、
板長がなんか豪華にしてくれた!
最後は、はずれの方にあるたまがんぞうの姉妹店で、
尾道ラーメン。飲み屋のラーメンだが、美味しいぞ。
夜の尾道をそぞろ歩きして、駅近くで別れてホテルに戻った。