Strange Days

またしても北海道へ2日目

2014年05月18日(日曜日) 23時55分 , , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:降ったり止んだり

 翌朝。また雨が降っているなあ。
 しかし、こば氏は小樽ワイナリーへの登坂を決行するとのこと。着いて行きまっせ。Bromptonだけどな。しかも雨だけど。
 小樽ワイナリーまでは、一旦市街地の東に抜け、山の方にヘコヘコ登ってゆく。割と近いのかと思ったら、意外に本格的な上り。後で調べると、標高300mまで登ったみたい。
 幸い、車も少なく、いまいち不調な内装5段にさえ気をつければ、楽に登って行ける程度の斜度だった。小樽ワイナリーに到着。一部が展望台っぽくなっていて、小樽の海を見下ろせる、はず。
 ワイナリーでは特売をやっていたのだが、ワインは昨日買ったしなあ、と見送り。寒くて、気分的に大幅なダウン系に入っていたせいもある。そのため、小樽への帰路でも、こば氏が造成中と思しき公園を活発に歩きまわったのに対し、僕は寒さ凌ぎに小刻みに移動を繰り返しつつも、何もする気にならない状態だった。
 小樽市に下りきる。この辺で、やっと雨の脅威は去った。線路を潜り、南小樽の辺りからの観光地に立ち寄ったのだが、ここは人が多すぎである。幹線を通り、しばし手宮線の跡に沿って走る。もう少し本格的なサイクリングロードにしてくれたらなあ、と思いつつ走っていたら、途中から自転車通行禁止看板が出ている。やむなく、運河沿いに道を変えた。
 小樽の北西、祝津に向かって走る。昨日の余市までの、恐るべき道行に比べ、なんと牧歌的な道行なのだろう。
 祝津にある、一昨年も入った番屋が、今日はイベントとして蕎麦屋に化けていた。どうも、地元の同好会が蕎麦を打っている模様。冷たい鰊蕎麦が美味しい。
 裏の恵美須神社へと、今年も登ってみた。左右に大木が茂っているのに、今回初めて気づいたかも。
 小樽市鰊番屋には入らなかったが、海を眺めていたら、小樽灯台に民間人が登っているのに気づいた。どうやら公開日のようだ。登らざるをえない。
 灯台は、やはり公開日だったので、見学させてもらう。これは昔の灯台によく採用されていた、バルブの交換装置。うにょーんと動くメカが燃える。
 灯台にも登れる。これは絶景なり
 灯台で時間を予想以上に食い、小樽から次の目的地へと移動するリミットが近い。大慌てで小樽駅に引き返す。
 慌てたおかげで、小樽駅では多少の時間があった。そこで改札前で待機していたら、通りがかりの人に『ブロンプトンですか、いいですね』と声を掛けられる。便利ですよ~、とプッシュしておいた。旅の道具としては最善の自転車だからな。
 JRで札幌の東にある、白石に降りる。ここのアサヒビールの工場見学が、やたら酒づくしのこのツアーの締めだ。工場見学ツアーに参加する。昨日のニッカ*1は、雨のせいもあって4人だけでじっくり見学できたが、ここでは30人くらいいるので、ほーっと見て回るのがせいぜいだ。
 試飲もそこそこに、地下鉄で札幌に。荷物を置いて歩きたいので、手荷物預かり所を調べたが、見つからない。大丸の1Fで預かってくれるかも、ということで移動していたら、こば氏が大きなロッカーにBromptonが入るか試してみた。すると、入るじゃないか! \700の、現金払いのロッカーの方なら入る。幅広と背高の2種類あるが、幅広の方が楽そうだ。この手は使えるぞ。Brompton限定だが。
 手ぶらになり、大通公園に向かう。ワインフェスをやっているのだが、雨なので長居できない。早々に後にし、別の店を探す。
 ちょっと暗い時間の、北海道開拓使公館もいいな。
 札幌駅に近い、小奇麗なビルの小綺麗な地下にある、小奇麗なジンギスカン屋に入る。ちょっと、いまいちだったか。まあ満腹。
 その後、千歳に移動し、かなり遅い便で羽田に戻った。戸塚まではほぼ終電で、後は自走で戻った。はあ、疲れた。
 今回も楽しい旅だった。


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