Strange Days

Bromptonの輪行スタイルを考え直す

2014年05月29日(木曜日) 22時45分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れ時々竜巻警報

 Bromptonに限らないが、JRの輪行規則厳格化によって、自転車の輪行スタイルを一部考え直さねばならなくなってきた。
 JRの規則のうち、持ち込み物件のサイズ『3辺の和が250cm以下』というのは、後輪を外さない輪行形態だと引っかかりそうだし、『専用の袋』を用いるべしという規定は、トレンクルなんかでよくやるゴミ袋輪行が抵触しそうだ。
 中でも、JR旅客営業規則には無い『完全に包装』という要件は、ハンドルやサドルを露出させての輪行、そして特に大問題ないわゆるコロコロ輪行への抵触が考えられる。
 事実、最初に問題化したのは、Bromptonのコロコロ輪行だ。輪行状態の車体下端を開けてカバーできるイージーカバーを用い、輪行状態でのコロコロ移動を可能にするスタイルは一般的だし、Bromptonでこれを使わない人はむしろ少数派と思えるくらいだ。ユーザーがそもそも多いのだし、輪行の便利さに直結している点なので、最も顕在化しやすい車種とスタイルだったのだろう。BD-1もコロコロ輪行は一般的だが、コロコロはあくまでもオプションなので、Bromptonほどには顕著化しないのでは無かろうか。
 となると、拙Bromptonめも、コロコロ輪行に関しては考え直さなくてはならない。別にコロコロを捨てる必要は無いのだが、駅構内でのコロコロ移動はもはや不可だとすると、今のように立派なキャリアはいらない。我がBromptonに着けている日東キャリアの意義は、倒錯しているがコロコロのし易さとお座り*1の安定性なのであって、一度として荷物を載せたことは無いのだ。
 キャリアを外し、もっとコンパクトにしてしまえば、フルカバーでの輪行がやや楽になる。キャリアがなくても、コロコロ自体は可能なので、空港などで長距離を持ち歩かねばならない場合にも、それほど困らない。完全に担ぐ必要を考えれば、コンパクトでぶつかる部分がないこと、多少の軽量化は助かる。
 なんといっても、トラベルケースでの遠投の可能性が拓けてくる。手元のBikefriday用で以前試した時には収まらなかったが、キャリア無しならあるいは。また、Brompton専用ではなくとも、大サイズのトラベルケースになら入るだろうから、ポケロケの収納も考えた別のケースを買ってはどうかと思っている。
 とりあえず、キャリアの撤去は決定事項だが、唯一弱るのが、キャリア後端に埋め込んでいるリアライトだ。これは、泥除けの上か、クランプ部をどうかして載せるしかなさそうだ。悩みどころだな。


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