Strange Days

利尻礼文ツーリング初日

2015年09月11日(金曜日) 23時57分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:晴れのち曇り(不穏)

 例によって、こば氏の誘いにホイホイ乗って、利尻礼文へと飛んだ。


 例によって、こば氏から北方へのお誘いを受けたので、なかなか行けなかった利尻礼文に飛ぶ。
 平日朝の地下鉄にBD-1担いで乗り込み上大岡、京急に乗り継いで羽田へ向かう。通勤タイムの直後なので、流石に乗客は多かったが、圧殺される程ではなかった。
 羽田でこば氏に落ちあい、稚内空港に飛ぶ。便はやや遅めでで、到着は昼前だ。乗った飛行機が、着陸寸前にブレイクしてリトライし、初めての経験なのでヒヤリとした。風が強いんだな。しかし、難なく着陸して、無事に出汁之介の出迎えを受けた。なんだ、この謎生物は……。
 空港から、フェリーが出る稚内港まで自走する。この辺は原野感に漲っている。牧場がポツポツ、離散的に見える程度だ。海の方に行くと、集落が見え始める。頭上をターボプロップ機が進入して来たが、2回位リトライしていた。もろに横風なので、苦労しているようだ。
 海の近くまで出ると、立派な寺が立っていたり、集落が次第に市街地へと変わってゆく。稚内駅方面へと走る。まずは昼食にしたい。目についたラーメン屋に入り、醤油ラーメンを食した。しみじみとうまかったな。
 稚内港に向かう途中、南稚内駅を通過。稚内駅は待避線無しのターミナルなので、回送列車はここに貯まることになる。
 港の北にあるのが、この北埠頭。かつては稚内駅に残された、この鉄路が北埠頭まで伸び、樺太までの鉄道連絡船へとつながっていたのだ。
 稚内駅で、今回の旅の肝、45°N Passを購入する。\5000で、稚内~利尻~礼文間のフェリーが乗り放題、両島の宿、観光バスが割引になるというもの。しかし、事前に電話で購入をしなければならないとか、最初のフェリー乗船時に切符を引き換え、その後はそれを使い回すとか、宿の宿泊記録を貰わなければならないとか、細々とした規約の多いパスだった。使い勝手はよくない。とはいえ、フェリー航路も結構高価なので、金銭的には大助かりだ。
 稚内港からフェリーに乗り込み、利尻へと向かう。乗船が夕方、到着は日が落ちてからだった。ライトを灯して、一度港近くの市街地に*1寄り、南に取って返し、雪国という宿に投宿した。車道を隔ててすぐ海で、海が荒れる時期はどうなってるんだろうと思う。
 北辺の夜は、この時期にすでに涼しく、過ごしやすい。波の音が大きい。食堂はちょっと離れて、しかし屋内を行ける場所にある。夕食は海鮮をふんだんに使ったものだ。雲丹に執着がない拙者、感動する程ではなかったが、まあ北海道の海沿いの宿というと、こんなメニューになるのだろう。

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