Strange Days

2016年春 九州南方ツーリング8日目

2016年05月06日(金曜日) 21時20分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:雨時々降る

 旅もいよいよ終着点。今日は別府まで。大分からは指呼の間だが、しかし久しぶりの雨が気勢を削ぐ。


 大分は雨。強い雨ではない。しかし、時々降り出しては、またすぐ止むという感じで、なんとも苛立たしい。
 とりあえず、ホテルで貰ったタダ券を使って、近所のロッテリアで朝食をとる。拡大集中一人作戦会議の結果、一先ずは大分近辺のめぼしい場所をうろつき、雨がひどくなりそうじゃなかったら、自走で別府に向かうことにした。いったん、内陸へと向かった。
 久大本線に沿って内陸に向かう。ただの住宅地に見えるが、ここは大臣塚古墳という、前方後円墳、の成れの果てだ。宅地化により、前方部は完全に失われている。
 300mほどの場所に、これは元町磨崖仏がある。左右に広がっており、説明板にあるように、左手の薬師如来は顔がよく残っているが、その脇侍や、更に右手の石仏群は摩耗が激しい。特にこの右手にある一群は、判別が難しいほどだ。全体によく整備されている
 さらに近所には、岩屋磨崖仏もある。こちらはさらに摩耗が進んでいるが、小さめの石仏が密集している様は見もの。また、千仏窟もある。
 この石仏たちが掘られた丘は、かつて国府が置かれていた場所だ。大友氏の城館があったという。この地で二階崩れがあったわけ。
 さらに走ると、伽藍石仏というのもあるらしい。そこを目指し、完全に住宅地になっている丘を駆け巡り、緑濃い一角に到着した。古びた案内板が、いい、とてもいい!
 丘に登ると、そこに石窟がひっそりと待っている。かつてはここに大寺院があったため、伽藍石仏というらしい。
 大分市を離れる。その前に、すでに昼なので、道沿いのウエストといううどん屋に入った。肉うどんをゲットした! 細麺をクタッとなるまで似た感じの、これは宮崎で食べた宮崎うどんと同じじゃないか?
 海沿いに、別府に向かう。途中の公園に、ああっ、難破船が!*1
 この辺、時折雨がぱらついて思い出させるという、いささかいやらしい天気だった。じゃあ、うみたまごでちょいと時間潰すか。水族館に入る。この辺の道は凄まじく整備されていて、大動脈という感があって良い。
 館内をうろつく。みんな大好きチンアナゴだ。これはこれはウーパールーパーの旦那じゃござんせんか。今気づいたけど、せんとくんにも似てるね。
 大水槽の華、大型底生魚
 雨の中、イルカショーもやっている。イルカたちも大変だな、と思ったが、最初から水に濡れているか……。寒かったので、水槽の下から見ても、面白かった。
 別府駅前の宿まで走り、実質ゴールイン。夕方に湖月で餃子とビールを入れ、いい気分でそぞろ歩きをしてから戻ると、なぜか急に不調になり、布団で汗をかいていた。すると、1時間後に突然回復。今日は中途半端に寒かったり暑かったりで、体調が一時おかしくなったのかもしれない。

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