Strange Days

九州南端ツーリング初日

2016年09月22日(木曜日) 23時25分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , 天気:晴れ

 いよいよ、九州の両南端を巡るツーリングが始まる。今気づいたけど、これはむしろ錦江湾南部ツーリングと言うべきだろう。


 まだ暗いうちに起床。外は雨だ。現地は大丈夫として、こっちで濡れそう。どうしようもないので、傘を差して穴守稲荷駅まで歩いた。
 大荷物を抱えてホームに入り、始発を待つ。まあ、そこまで混まないだろうという想像と異なり、乗車率はなかなかのもの。そうか、始発便で飛ぶ人々だけでなく、空港そのものに通勤する人も乗っているんだ。強引に乗り込んだ。
 空港内で今日の参加者と落ち合いつつ、鹿児島便で飛ぶ。鹿児島空港からはバスで鹿児島中央駅に向かった。便数が多いので助かる。
 時間は、移動だけで昼前になってしまっているので、車中で早い昼食を取ることにしていた。鹿児島中央駅で買った弁当で腹を満たす。かなり広い土産物コーナーに、色々揃っていたのだが、猛々しい肉一杯のではなくて、和食テイストのこれをチョイス。美味しかったです。
 鹿児島中央駅から乗り込んだ、山川駅へのJR便で昼食を使いながら、錦江湾沿いに南下。山川駅で下車する。やっと自転車が、荷物から道具に変わる瞬間だ。各自、自転車を展開し、拙者もMR-4を組む。今日の走行距離は短いが、錦江湾を根占へと渡るフェリーの時間が決まっているので、ちょっと気が急いていた。
 なぎの女史の自転車にマイナートラブルがあったようで、調整中の女史をすかさずカメラが狙う。もちろん、拙者もだが。
 今回の目玉は、九州の両南端を回るという点にある。まずは、比較的行きやすい、長崎鼻に向かうのだ。自転車を山川港背後の丘陵に向け、よじ登って、尾根道を走ってゆく。Google Street Viewの凄さで、走ったことない道だが、事前に確認していたおかげで、迷いなく走って行ける。
 長崎鼻に到着。ここで最後の参加者と落ち合った。長崎鼻には以前にも来たことがある。以前よりきれいに整備されている気がする今日の開聞岳は、残念なことにずっと雲中に隠れている。像手前のは「恵んでくだせえ」とビニールプールで物乞いしているわけではなく、まだ整備中らしい浦島太郎像。この辺に龍宮城があるからだとか。そうなのか。
 他のメンバーは、先端の磯の方に遊びに行ったが、SPDクリート殺しの岩場を歩く気がしない僕は、展望台でボーッと待っていた。多少、寝不足が応えている。まあどうせ、今夜はアルコール一発で沈没だろうとも。
 まだ時間に余裕がある。港へと引き返す途中、マンゴーの森という果樹園でマンゴーアイスの幟を見かけたので、寄ってみた。しばらく待ったが、濃厚なマンゴーソースの載ったふわふわアイスが出てくる。うん、素敵。
 港に戻り、フェリーで根占へと渡る。残念なことに、このフェリーにうどん屋はない。正確には、売店で出してくれるらしいが、専門店ではないのだ。
 根占に渡り、今日明日と連泊する宿、ネッピー館に荷物を置いてから、ちょっとだけ根占港の散策に向かう。物産館は閉まっていたが、港口に突き出す半島に立つ恵比寿さんを拝んでゆく。台風に悩まされる土地柄、構えはとても硬い。木立越しに夕陽を見送った
 ネッピー館は温泉宿なので、風呂が広くて快適だ。夕食は地物らしいうなぎの蒲焼。脂が乗って美味しかったです(小並感)。うなぎの旬は、そろそろだろうか。
 今日の走行距離は短かったが、明日はいよいよメインイベントの佐多岬往復だ。

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